出版社内容情報
京都住所の「上ル」「下ル」、1階と2階とで市が違うビル、長野県長野市南長野県町、住所の中に「ABC」や「渡辺」の文字――。
日本の住所は実はツッコミどころだらけ。全国のユニークな住所をたどると、そこには歴史の偶然や行政の事情、地域の人々の思いが隠されていた。
なぜこんな住所が生まれたのか? なぜ今も残っているのか?
住所データに泣かされてきたエンジニアが、思わず人に話したくなる住所の謎を徹底解説。
AI時代の住所の未来まで見通す、日本再発見の一冊。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
35
日本の住所表記がいかに「カオス」であるかを、豊富な事例をもとに、どこから読んでもおもしろく書かれている。例えば京都の住所表記がやたらに長いことは有名だが、ただそれだけではなく、縮めるとさらにややこしくなるという、実用的な面があったりする。全国的に、信じられないような例がいかにあちこちに、綺羅星のごとく多いかがわかる。まさに「ヤバい」のだ。しかしそれも長い歴史が培ってきたことで、リアルに人間が生きてきた証拠ともいえるだろう。簡単に変えてほしくない歴史史料である反面、現代社会の流れの一端が現れたともいえる。2026/07/30




