幻冬舎新書<br> 棺桶まで歩こう

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幻冬舎新書
棺桶まで歩こう

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344987937
  • NDC分類 490.1
  • Cコード C0295

出版社内容情報

歩けるうちは、人は死なない

長生きしたくないという高齢者が増えている。
不健康寿命が延び、ムダな延命治療によるつらく苦しい最期は恐ろしいと感じるからだ。
著者は2000人以上を看取った元外科医の緩和ケア医。
「歩けるうちは死にません」「抗がん剤をやめた方が長く生きる」「病院で体力の限界まで生かされるから苦しい」「認知症は長生きしたい人にとって勝ち組の証」「ひとり暮らしは、むしろ楽に死ねる」など「延命より満足を、治療より尊厳を」という選択を提唱。
医療との向き合い方を変えることで、家で人生を終えるという幸せが味わえるようになる!
2000人の幸せな最期を支えた「在宅」緩和ケア医が提言
 
病院に頼りすぎない“生ききる力”とは?




【目次】

内容説明

長生きしたくないという高齢者が増えている。不健康寿命が延び、ムダな延命治療によるつらく苦しい最期は恐ろしいと感じるからだ。著者は2000人以上を看取った元外科医の緩和ケア医。「歩けるうちは死にません」「抗がん剤をやめた方が長く生きられる」「病院で体力の限界まで生かされるから苦しい」「認知症は長生きしたい人にとって勝ち組の証」「ひとり暮らしは、むしろ楽に死ねる」など「延命より満足を、治療より尊厳を」という選択を提唱。医療との向き合い方を変えることで、家で人生を終えるという幸せが味わえるようになる!

目次

第一章 歩ける人は死なない(病院で大往生はできません;新米外科医には「看取り」はつらすぎました ほか)
第二章 がんばって背筋を伸ばそう(ほめてあげよう、ありがとうと言おう;歩くのに必要なのは食事や栄養ではありません ほか)
第三章 人は病気ではなく、老化して死ぬ(「80歳の壁」を超えるなんて恐ろしい;成功者、金持ちほど寂しく死ぬ? ほか)
第四章 がんと闘うな、はほんとうか?(「心臓マッサージはしない」「胃ろうはしない」など細かく言い残す;「穏やかな死」をじゃまするのは、実は家族が多い ほか)
第五章 一人でも、いや一人のほうが大往生できます(一人暮らしのほうがむしろハッピーに死ねます;「孤独死」ではありません、「孤高死」です ほか)

著者等紹介

萬田緑平[マンダリョクヘイ]
「緩和ケア 萬田診療所」院長。1964年生まれ。群馬大学医学部卒業後、群馬大学医学部附属病院第一外科に勤務。手術、抗がん剤治療、胃ろう造設などを行う中で、医療のあり方に疑問を持つ。2008年から9年にわたり緩和ケア診療所に勤務し、在宅緩和ケア医として2000人以上の看取りに関わる。現在は、自ら開設した「緩和ケア 萬田診療所」の院長を務めながら、「最期まで目一杯生きる」と題した講演活動を日本全国で年間50回以上行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ehirano1

132
死なせてくれない時代の到来とその真実がエグイ、知ってたけどマジでエグイ。だとしても、「終わり良ければ全てよし」もしくは「これでお終い(by勝海舟)」で人生を締めくくれるようにしたいもんだと思いました。2026/03/05

レモングラス

86
病院で超延命治療を受け「生かされている」患者を沢山見てきた外科医だった著者が、17年前がん患者専門の訪問診療を始め2000人以上の患者さんを看取り、治療をやめて家で人生を終えるという選択肢も知ってほしいと「棺桶まで歩こう」と呼びかけている。「4歳でウルトラマンと会い、そして死す」「心にいいことをしたほうが長く生きられる」「水は飲めないがビールは飲めます」「ピンピンコロリさせてくれない薬と救急車」「在宅緩和ケアが充実すれば安心して一人で死ねます」ほか著者が看取った方々の人生に学ぶことが多い良書。2026/02/05

本詠み人

60
誰だって長いあいだ寝たきりで、やりたいこともやれず、周りに迷惑をかけてまで長生きしたくない。でも死に方って自分じゃ選べないと思っていた。この著書では(棺桶まで)歩く(ほどの勢いで歩幅広く)歩けていれば、長く寝込むことなく自然と老衰で死ねるらしい。こんな安らかな死に方があるのなら、頑張ってしっかり歩こうと思えた。著者は緩和ケア医師で、その人の寿命は歩幅と背筋でわかるらしい。余計な延命治療なしで、スタスタ歩ける人は10年以上寿命があり、ちょこちょこしか歩けない人は余命数ヶ月、歩けない人は余命1ヶ月以内だそう2026/05/01

Kokopelli

59
想像していた内容と少し違ってはいたのだが、楽しめた。同意するのは、死に際して苦しむような延命処置は嫌だという本人の気持ちを汲もうとしている事実。そこにあるのは「身体の健康よりも心の健康」という考え。死にゆく人の人としての最期の時を、その人が良いと思える終わり方をするのが何より大切であるということは、冷静に考えれば当たり前のことのはずだ。そのことは私は何よりも担保しておきたいと考えている。でも最も大きい障壁は家族なのだそうだ。元気なうちから家族と何度でも、「死ぬこと」について話し合っておかなければと思った。2026/04/21

つちのこ

52
人は病院で死ぬものだと思っていたが、本書を読むと、自宅で死を迎えることもいいんじゃないかと、考え方が傾いていくのを感じた。「人は死ぬために生まれてきた」という池波正太郎の名言がよぎるが、「棺桶に歩いて入ろう!」「死ぬことを目標にして生きよう」という著者の提言に人間の尊厳の重みをみた。意識がなくなった後も点滴だけで生き続けた父に対して、これで良かったのかと。自宅で看取ることができなかったことが心残りだ。在宅緩和ケアの充実した体制作りが進み自宅での死が一般化すれば、おのずと死生観も変わっていくと思いたい。2026/05/13

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