出版社内容情報
福岡県警VS工藤會
情報収集、駆け引き、交渉 etc.
武闘派に頭脳で迫った
歴史的闘いの全貌全国の指定暴力団の中で、唯一、特定危険指定暴力団に指定された、北九州を拠点とする工藤會。
一般市民、事業者への襲撃を繰り返すこの凶悪な組織と対決してきた福岡県警は、「工藤會頂上作戦」で、戦術的にも戦略的にも大きな成果を収めた。
その背景には、従来イメージされてきた武闘的対決ではなく、インテリジェンスの収集、分析、それに基づく戦略的対策という試みがあった。
工藤會対策に従事した福岡県警元刑事が、これまで明かされなかった戦いの裏側と、道半ばの暴力団壊滅への思いを綴る。
【目次】
内容説明
全国の指定暴力団の中で、唯一、特定危険指定暴力団に指定された、北九州を拠点とする工藤會。一般市民、事業者への襲撃を繰り返すこの凶悪な組織と対決してきた福岡県警は、「工藤會頂上作戦」で、戦術的にも戦略的にも大きな成果を収めた。その背景には、従来イメージされてきた武闘的対決ではなく、インテリジェンスの収集、分析、それに基づく戦略的対策という試みがあった。工藤會対策に従事した福岡県警元刑事が、これまで明かされなかった戦いの裏側と、道半ばの暴力団壊滅への思いを綴る。
目次
第一章 暴力団捜査とインテリジェンス
第二章 暴力団対策における情報収集
第三章 インテリジェンスの世界
第四章 インテリジェンスの失敗
第五章 工藤會総裁・会長裁判事件におけるインテリジェンスの課題
第六章 報道対応について
第七章 真の捜査のために
著者等紹介
薮正孝[ヤブマサタカ]
1956年福岡県生まれ。1975年福岡県警の警察官となる。2003年捜査四課に新設された北九州地区暴力団犯罪対策室副室長に就任。主に工藤會対策を担当。工藤會トップが関与したと言われる市民襲撃四事件のうち三つの捜査に関わる。2016年福岡県警を定年退職。2016年から2021年まで、公益財団法人福岡県暴力追放運動推進センター専務理事を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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