幻冬舎新書<br> 日本の「食」が危ない!―生命40億年の歴史から考える「食」と「農」

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幻冬舎新書
日本の「食」が危ない!―生命40億年の歴史から考える「食」と「農」

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344987722
  • NDC分類 610.4
  • Cコード C0295

出版社内容情報

米が高い、野菜が採れない、魚も獲れない

食料自給率わずか38%(カロリーベース)



このままでは、食べるものがなくなる!?



まだ「できること」はある



米の値上がり、野菜の不作、漁獲量の激減……。

日本の「食」は今、かつてない危機に直面している。

その原因は、私たちが便利さを追い求め、大量のエネルギーを消費してきたことにあるのではないか。

生命40億年の歴史が教えてくれる生きものの世界の本質は、格差も分断もなく「フラット」で「オープン」であること。人間は特別な存在という思い込みを捨て、この本質に立ち戻ることにこそ、危機を乗り越え、ほんとうの豊かさを取り戻す鍵がある。

持続可能な「食」と「農」の実現のため、人類の生き方を問う一冊。

内容説明

米の値上がり、野菜の不作、漁獲量の激減…。日本の「食」は今、かつてない危機に直面している。その原因は、私たちが便利さを追い求め、大量のエネルギーを消費してきたことにあるのではないか。生命40億年の歴史が教えてくれる生きものの世界の本質は、格差も分断もなく「フラット」で「オープン」であること。人間は特別な存在という思い込みを捨て、この本質に立ち戻ることにこそ、危機を乗り越え、ほんとうの豊かさを取り戻す鍵がある。持続可能な「食」と「農」の実現のため、人類の生き方を問う一冊。

目次

序章 フラットとオープン―人間は自然の一部である(土の上、緑の中での暮らし;アメリカがお手本だった60年代 ほか)
第1章 地球沸騰化が招く「食」の危機―「なんだかおかしい」社会をつくったのは誰か(お米がありません;誰にとっても大事なもの ほか)
第2章 競争社会、効率追求の落とし穴―「幸せ」の本質に気づく(効率最優先からの脱却;内なる自然に気づく ほか)
第3章 「生命誌」の視点で生き方を選ぶ時代―人間は決して特別な存在ではない(すべての問題を、生きものとして考えよう―とくに食べものを;「食」の危機を招く3つの問題点 ほか)
第4章 持続可能な「食」と「農」の未来―「生きもの」として社会をつくり直す(旬は生きものを大事にする文化;農業の効率化の落とし穴 ほか)

著者等紹介

中村桂子[ナカムラケイコ]
1936年東京生まれ。JT生命誌研究館名誉館長。東京大学理学部化学科卒、同大学院理学系研究科生物化学専攻修了。国立予防衛生研究所研究員を経て、1971年三菱化成生命科学研究所に入所。同研究所人間・自然研究部長、早稲田大学人間科学部教授、大阪大学連携大学院教授などを歴任。1993年JT生命誌研究館副館長、2002年同館長、2020年同名誉館長。1993年毎日出版文化賞、2007年大阪文化賞、2013年アカデミア賞、2024年後藤新平賞など受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Yasuko

1
友人から勧められた本。食品ロス、気温上昇による野菜の不作、米の価格など、現在の食や農業に警鐘を鳴らす。自分たち人間は生き物であり、自然の一部であるという考えには強く共感。著者は生き物としてこれから自分たちが日常に何をできるかと問う。自分としては、基本的に肉を食べない、野菜や果物の皮などはコンポストして土に返す(著者は「命の循環」と呼ぶ)、できるだけ地元の野菜や物を買う、食品ロスを出さないなどは実践している。書かれていることに特別新しい発見はなかったが、最近の米の価格上昇など改めて危機感を感じた。2025/06/25

くろうさぎ

0
中村桂子先生も89歳になられました。40億年と比べると一瞬ですが。「食」と「農」の具体的な話で新しいものはありません。いろいろな思い出とともに生命誌の考え方が述べられています。非常にわかり易く書かれた肩のこらないエッセイです。多分、若い人を念頭に書かれたのだと思います。2025/06/27

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