出版社内容情報
トクリュウの拠点は、台湾にあった!
トクリュウこと匿名・流動型犯罪グループの大きな拠点の一つは台湾にあり、日本の暴力団は完全に台湾黒社会の下請。
そんな情報を仕入れたジャーナリストが、台中のアジトに潜入取材した。
現地でトクリュウに励む10代から70代の日本人の勤務は9時から19時までで土日休。報酬は月約40万円。一見ホワイトな現場に近づいた彼は、犯罪チームに勧誘される。断ると「腕を千切る」と脅され、必死の逃亡劇が始まった――。
トクリュウ、闇バイトの恐るべき実態を暴いた衝撃のルポ。
内容説明
トクリュウこと匿名・流動型犯罪グループの大きな拠点の一つは台湾にあり、日本の暴力団は完全に台湾黒社会の下請け。そんな情報を仕入れたジャーナリストが、台中のアジトに潜入取材した。現地でトクリュウに励む10代から70代の日本人の勤務は9時から19時までで土日休。報酬は月約40万円。一見ホワイトな現場に近づいた彼は、犯罪チームに勧誘される。断ると「腕を千切る」と脅され、必死の逃亡劇が始まった―。トクリュウ、闇バイトの恐るべき実態を暴いた衝撃のルポ。
目次
序章 魅惑の国 台湾
第1章 台湾の黒社会(台湾黒社会とその歴史;台湾黒社会の時代に沿った変遷 ほか)
第2章 潜入・台湾黒社会(台湾のトクリュウに関わった日本人;最新のトクリュウで使われる新たな“シナリオ” ほか)
第3章 台湾黒社会と歌舞伎町(終戦後の焼け野原に進出した華僑;新華僑の大物との邂逅 ほか)
第4章 台湾黒社会と薬物(台湾国内の薬物事情;台湾における“海外出稼ぎ”の裏事情 ほか)
第5章 台湾黒社会と日本の裏社会(中国マフィアや台湾黒社会から日本がターゲットにされやすい5つの理由;台湾黒社会と暴力団の現在における歴史的背景 ほか)
著者等紹介
花田庚彦[ハナダトシヒコ]
東京都生まれ。週刊誌記者を経てフリーライターに。アンダーグラウンドの世界を中心に、取材執筆活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。