出版社内容情報
監督の企み、女優の意思。
ヒロイン誕生までの、駆け引きと闘いのすべて。
『世界の中心で、愛をさけぶ』『GO』『劇場』など、デビュー以来25年にわたって作品を撮り続けてきた行定勲。
稀代の映画監督は、何を基準にヒロインを選び、いかにしてその姿を作品に封じ込めてきたのか?
綾瀬はるか、沢尻エリカ、竹内結子、長澤まさみ、薬師丸ひろ子、吉永小百合……日本を代表する女優たちについて、自らのフィルモグラフィを振り返りながら、撮影時の知られざるエピソードとともに語り尽くす、出色の女優論、女性論、そして映画論。
内容説明
『世界の中心で、愛をさけぶ』『GO』『劇場』など、デビュー以来25年にわたって映画史に名を刻む作品を撮り続けてきた行定勲。稀代の映画監督は、何を基準にヒロインを選び、その美しさと醜さをいかにして作品に封じ込めてきたのか。綾瀬はるか、沢尻エリカ、竹内結子、長澤まさみ、薬師丸ひろ子、吉永小百合…日本を代表する女優たちについて、自らのフィルモグラフィを振り返りながら、撮影時の知られざるエピソードとともに語り尽くす、出色の女優論、女性論、そして映画論。
目次
序章 1998年
第1章 2020年から2016年 『劇場』松岡茉優、『ナラタージュ』有村架純、『リバーズ・エッジ』二階堂ふみ、そして『ピンクとグレー』夏帆・岸井ゆきの
第2章 2014年から2010年 『真夜中の五分前』リウ・シーシー、『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』芦田愛菜、そして『今度は愛妻家』薬師丸ひろ子
第3章 2007年から2005年 『クローズド・ノート』沢尻エリカ、『春の雪』竹内結子、そして『北の零年』吉永小百合
第4章 2023年 『リボルバー・リリー』綾瀬はるか
第5章 2004年から2000年、もう一度2020年 『世界の中心で、愛をさけぶ』長澤まさみ、『GO』柴咲コウ、そして『ひまわり』麻生久美子
著者等紹介
行定勲[ユキサダイサオ]
1968年熊本県生まれ。映画監督、演出家。2000年「ひまわり」で釜山国際映画祭国際批評家連盟賞受賞。「GO」で日本アカデミー賞最優秀監督賞を始め数々の映画賞を総なめにし脚光を浴びる。10年「パレード」、18年「リバーズ・エッジ」でベルリン国際映画祭国際批評家連盟賞、16年「ブエノスアイレス午前零時」「タンゴ・冬の終わりに」の演出において千田是也賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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