出版社内容情報
「あす死ぬとわかっていても、するのが養生」。世界は疫病や戦争など心萎える日々の連続で、ふだんの健康などどうでもいいような気もふとしてくる。それでも耐用年数の過ぎたこの貧弱な体を、なんとか維持していかねばならないのだ――。長年、「体が発する信号=身体語」に耳を傾け、不具合を治めてきた〝体感派〟作家によるフリースタイル養生論。「歩行は10本の足指をフルに使って」「誤嚥を防ぐ嚥下のコツ」「ボケの始まりは〝見る、聞く、触る〟の遮断から」…齢90を越えて進化し続ける、心と体の整え方。
内容説明
「あす死ぬとわかっていても、するのが養生」。世界は疫病や戦争など心萎える日々の連続で、ふだんの健康などどうでもいいような気もふとしてくる。それでも耐用年数の過ぎたこの貧弱な体を、なんとか維持していかねばならないのだ―。長年、「体が発する信号=身体語」に耳を傾け、不具合を治めてきた“体感派”作家によるフリースタイル養生論。「歩行は10本の足指をフルに使って」「誤嚥を防ぐ嚥下のコツ」「ボケの始まりは“見る、聞く、触る”の遮断から」…齢90を越えて進化し続ける、心と体の整え方。
目次
1 常識の壁を越えて(私の体験的養生論;鏡に映る姿を観察する;知ってやるのは、おのれの体質 ほか)
2 身体は世界に連動するか(理由なき予感について;高見順の『いやな感じ』;敗戦を平壌で迎えた時に感じたこと ほか)
3 古い老人像からの解放(「第三世代」の誕生と成長;死ぬまでをどう生きるか;「老生観」の確立が急務 ほか)
著者等紹介
五木寛之[イツキヒロユキ]
1932年福岡県生まれ。戦後、北朝鮮より引き揚げ。52年早稲田大学露文科入学。中退後、PR誌編集者、作詞家、ルポライターなどを経て、66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞。67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、76年『青春の門 筑豊篇』ほかで吉川英治文学賞を受賞。2002年、第50回菊池寛賞、10年『親鸞』(上)(下)で第64回毎日出版文化賞特別賞を受賞。2022年より日本藝術院会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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