幻冬舎新書<br> 脚本力

個数:
電子版価格
¥982
  • 電子版あり

幻冬舎新書
脚本力

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月19日 14時03分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 258p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344986671
  • NDC分類 912.7
  • Cコード C0295

出版社内容情報

ドラマ史に残る名作『北の国から』『前略おふくろ様』から、老人のリアルを描いて話題となった『やすらぎの郷』まで、倉本聰はなぜ60年以上にわたり、第一線で書き続けられるのか。「構成はおもてなし精神で」「台詞は論理的であってはいけない」「物書きに必要なのは発信力より受信力」――本書のために書き下ろした新作『火曜日のオペラ』の企画書から完成台本までの創作過程とともに、名作を生む「手の内」をすべて明かす。87歳の今なお毎日原稿用紙に向かう巨匠の、創造力の源泉に迫る一冊。

内容説明

ドラマ史に残る名作『北の国から』『前略おふくろ様』から、老人のリアルを描いて話題となった『やすらぎの郷』まで、倉本聰はなぜ60年以上にわたり、第一線で書き続けられるのか。「構成はおもてなし精神で」「台詞は論理的であってはいけない」「物書きに必要なのは発信力より受信力」―本書のために書き下ろした新作『火曜日のオペラ』の企画書から完成台本までの創作過程とともに、名作を生む「手の内」をすべて明かす。87歳の今なお毎日原稿用紙に向かう巨匠の、創造力の源泉に迫る一冊。

目次

序章 脚本家「倉本聰」が出来るまで
第1章 出会い頭が勝負―企画と発想
第2章 愛が人を動かす―脚本と脚色
第3章 シノプシス『火曜日のオペラ』全7話
第4章 ドラマは化学反応である―人物と背景
第5章 見る人をもてなす心―構成
第6章 シナリオへの助走―ハコ書き
第7章 人間が物語を生み出す―台詞とシナリオ
第8章 シナリオ『火曜日のオペラ』第1話“第一稿”
第9章 そして、創作の「原点」

著者等紹介

倉本聰[クラモトソウ]
1935年東京生まれ。脚本家・劇作家・演出家。東京大学文学部美学科卒業。『前略おふくろ様』『北の国から』『昨日、悲別で』『優しい時間』『拝啓、父上様』『風のガーデン』『やすらぎの郷』など数々のヒットドラマの脚本を手掛ける。77年からは富良野を拠点に活動

碓井広義[ウスイヒロヨシ]
1955年長野県生まれ。メディア文化評論家。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。81年テレビマンユニオンに参加、その後2020年まで上智大学文学部新聞学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

d3

25
御年87歳ながら現役脚本家である巨匠倉本聰氏が、みずからの脚本術を開陳する。 脚本とは映像化のための書類だ。建造物に対しての設計図にも例えられる。 しかし脚本は読み物としても楽しめる。演出家の想像力を刺激するように書かれているのだから当然かもしれない。 「創るとは、知識ではなく知恵によって生み出すこと」だと氏は言う。それならば歳を重ねるごとに味わい深い脚本が生み出されるのではないだろうか。 短歌や俳句と同じように、生涯を通した趣味としての脚本もおもしろそうだ。2023/02/05

ようはん

19
「北の国から」等の脚本家で知られる倉本先生、この本においても脚本講座の一環として「火曜日のオペラ」というストーリーを書き下ろしている。もう80代後半ながら凄い。 2023/08/25

カスロック

10
記念すべき読書メーター(オーディブル)100冊目!ホントは海外古典の分厚いの読んだろと思ってたが一冊間違えて倉本聰の脚本術みたいな本。ただ87歳超一流の仕事術というか何も無い所をほぼ独学と経験で積み重ねた王道のマニュアルみたいな事で脚本以外それこそ創作のヒントには大変金言多数で良かった。この本の為に一つ新作を書いてるけど87歳とは思えないアンテナの貼り方、食料問題、コロナ以降、若者と50代との格差、アフリカ、中東からハッカーまで出てきてちゃんと面白そう!というのがすごいなと。本で持ちたい★★★★☆2024/05/29

たまぽんず

6
脚本はまず役者を愛するところからだと言う。そしてドラマは登場人物が動かすもの、そのためには舞台となる身の回りの設定を練り込むこと。そうして徹底的に人間を作り上げていく。ただ筋書きを書いていくだけの仕事だと思っていた私には驚きの連続だった。氏も仰っているが演出家のようでもあり、地図を書いて見せる姿はまるで漫画家だ。そうした創作に対する思いから現代のドラマへの苦言にも思わず納得できる。氏の脚本に対する矜持に深く感銘を受けた。その心持ちを日々の生活に活かしていきたい。2024/09/28

たらお(専門書用アカウント)

5
脚本の書き方は勿論、創ること、書くことの楽しみと奥深さを伝えてくれる一冊。映像作品だけじゃなく、ラジオドラマについても言及されています。「映像を観客に想像させる」ラジオドラマで一番重要なことですが、本書のおかげでそれのポイントが掴めました。 また、本書の為に書き下ろされた「火曜日のオペラ」のシノプシスと1話のシナリオは大変学びになりました。 『名前は人物に色を塗ったり、色を足すもの』『その名前だから出て来る台詞を』『構成はどの順番で見せるかを考える』『声のボリュームや感情(心境)を考えて見る』2023/11/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20226582
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。