幻冬舎新書<br> 新宿・歌舞伎町―人はなぜ“夜の街”を求めるのか

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幻冬舎新書
新宿・歌舞伎町―人はなぜ“夜の街”を求めるのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 241p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344986060
  • NDC分類 302.136
  • Cコード C0295

出版社内容情報

戦後、新宿駅周辺の闇市からあぶれた人々を受け止めた歌舞伎町は、アジア最大の歓楽街へと発展した。黒服のホストやしつこい客引きが跋扈し、あやしい風俗店が並ぶ不夜城は、コロナ禍では感染の震源地として攻撃の対象となった。しかし、この街ほど、懐の深い場所はない。職業も年齢も国籍も問わず、お金がない人も、居場所がない人も、誰の、どんな過去もすべて受け入れるのだ。十九歳でホストとして飛び込んで以来、カリスマホスト、経営者として二十三年間歌舞伎町で生きる著者が<夜の街>の倫理と醍醐味を明かす。

内容説明

戦後、新宿駅周辺の闇市からあぶれた人々を受け止めた歌舞伎町は、アジア最大の歓楽街へと発展した。黒服のホストやしつこい客引きが跋扈し、あやしい風俗店が並ぶ不夜城は、コロナ禍では感染の震源地として攻撃の対象となった。しかし、この街ほど、懐の深い場所はない。職業も年齢も国籍も問わず、お金がない人も、居場所がない人も、誰の、どんな過去もすべて受け入れるのだ。十九歳でホストとして飛び込んで以来、カリスマホスト、経営者として二十三年間歌舞伎町で生きる著者が“夜の街”の倫理と醍醐味を明かす。

目次

プロローグ コロナ禍の新宿区長からのメール(ホストクラブのことを教えて欲しい;ホストクラブに根強くある行政への不信 ほか)
第1部 歌舞伎町は辿り着く街(渋谷では暴動が起きて、新宿では起きない理由;歌舞伎町にわかりやすく美味しいお店はない ほか)
第2部 歌舞伎町は許してくれる街(ホストはタキシードで寝ていると思わせる仕事;ホストクラブの泥棒たちと一つの決断 ほか)
エピローグ 拝金主義という強さ(コロナ禍と家賃;拝金主義が生んだ大らかさ ほか)

著者等紹介

手塚マキ[テズカマキ]
歌舞伎町でホストクラブ、バー、飲食店、美容室など十数軒を構える「Smappa!Group」の会長。歌舞伎町商店街振興組合常任理事。JSA認定ソムリエ。1977年、埼玉県生まれ。川越高校卒業、中央大学理工学部中退。97年から歌舞伎町で働き始め、ナンバーワンホストを経て、独立。ホストのボランティア団体「夜鳥の界」を仲間と立ち上げ、深夜の街頭清掃活動を行う一方、NPO法人グリーンバードでも理事を務める。2017年には舞歌伎町初の書店「歌舞伎町ブックセンター」をオープンし、話題に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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おいしゃん

29
歌舞伎町で長いことトップの座を守り、いまは経営者として歌舞伎町を見守る著者による歌舞伎町のあれこれ。やや話の流れが散漫なきらいはあるが、本気でこの街を良くしていこうという想いは伝わってくる。2021/10/07

vaudou

12
少しだけ歴史に関する記述が差し挟まれているが、資料的なアプローチとか全体像を捉えるタイプの本ではない。それよりナンバーワンホストとして歌舞伎町を回遊し続けた著者の肌感覚からくり出される発見と持論にこそ町の特殊性を感じながら読んだ。例えばわかりやすく美味しい飲食店が存在しない理由等。それといくらホストで顔が利くと思っていても、平等にキャッチに勧誘され、ぼったくられた体験がサラッと語られているのが凄い歌舞伎町っぽいなぁと思った。2021/05/26

ふじこ

9
十九歳でホストになり、カリスマホスト、経営者として生きてきた手塚さんによる歌舞伎町について書かれた一冊。歌舞伎町は辿り着いてしまう街らしい。来るもの拒まず去るもの追わず。流行りの店はなく、渋谷と違って暴動は起きず、ゴールデン街は一見さんお断りの店が並ぶ。〈自分らしくいられる場所が、家じゃない人はたくさんいる。〉ステイホームができない人たちもいるんだという事実にハッとさせられる。歌舞伎町という街を護りたい手塚さんの想いに胸の奥がじんわりと熱くなる。2020/12/10

Inzaghico

7
歌舞伎町のホストで注目している人物が二人いる。一人がローランド、もう一人が手塚だ。どちらも着眼点が図抜けている。手塚はホストも誰に対してもきちんとした話ができるようにと書店を経営したり歌会を開いたりし、ホストのポストキャリアを考えて介護施設をつくったりもしている。そんなことを思いつくとは、いったいどんな人物なのかと思っていた。手塚は埼玉の進学校から大学の理工学部に進学したものの、中退して歌舞伎町でホストになった、という異色の経歴の持ち主だ。そんな彼が見て、体験した「歌舞伎町」はどこまでも人間くさい。2020/12/09

syuu0822

4
歌舞伎町には行ったことが無く、その他夜の街に繰り出すこともほとんど無い自分。そんな自分にとっては全く別の世界が繰り広げられます。正直ビックリするような話もありましたが、自分にとってのよい店の話と多様性の話はとても共感できました。夜の世界に興味がなかったり、偏見がある人に逆にお勧めしたい一冊です。2022/04/20

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