内容説明
介護職は重労働のうえ低賃金であるため、人手不足が続いている。それなのに2018年の調査では、なんと4割の介護ヘルパーがセクハラを受けたと回答。介護歴28年、百戦錬磨の著者自身も、利用者から幾度となくベッドに誘われたり、パンツを下げ性器を見せられ迫られたり、キスをされそうになったりしたが、見事にかわし仕事をこなし続けてきた。そして「#Me Too」運動以降、セクハラをなくそうという流れは一気に加速。セクハラ・パワハラをなくし、介護職をよりやりがいのある仕事にするためのヘルパー奮闘記。
目次
第1章 介護現場は最も危険なセクハラ横行地帯だった!
第2章 在宅介護でよくあるパワハラ
第3章 在宅で直面するてんやわんやの出来事
第4章 ペット全盛時代の訪問介護はむずかしい
第5章 介護をめぐる殺人事件
第6章 ハラスメント実態調査からわかること
第7章 超高齢社会にヘルパーは欠かせない!
著者等紹介
藤原るか[フジワラルカ]
東京都の訪問介護事業所・NPOグレースケア機構所属・登録ヘルパー。学生時代に障害児の水泳指導ボランティアに参加したことから福祉の仕事に興味を持ち、区役所の福祉事務所でヘルパーとして勤務。介護保険スタートにあわせて退職。訪問ヘルパーとして二十年以上活動している。在宅ヘルパーの労働条件の向上を目指し、介護環境の適正化を求めた公の場での発言も多い。「共に介護を学びあい・励まし合いネットワーク」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
- 評価
購入済の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふぅわん
TakaUP48
あいくん
0607xxx
栗羊羹