内容説明
「見直し」「定期保険」「特約」にやられ、払い込んだ1400万円もパー!!一体、保険とは何なのか。その仕組みと、保険会社のいいようにされてきた経緯を詳らかにした“実録・私がバカでした”読本。
目次
序章 25年間、騙され続けた。私はバカだった
第1章 私は生保にひどい目に遭った
第2章 契約内容のおかしさを保険会社に訴えた
第3章 私が保険会社に詰問した4つの主張
第4章 「転換」という仕組みにダマされた
第5章 私たちは長生きする。保険はどうなる
著者等紹介
副島隆彦[ソエジマタカヒコ]
評論家。副島国家戦略研究所(SNSI)主宰。1953年、福岡県生まれ。早稲田大学法学部卒業。外資系銀行員、予備校教師、常葉学園大学教授等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kinkin
91
保険料の6割は社員の給料などに使われていること、保険の終身や特約という言葉、男性が60歳未満で死ぬ確率は100人にひとり他、生命保険金の低さと矛盾がよくわかった 。うちも生命保険を解約したときに解約して戻ってきたお金の少なさに唖然としたことがある。著者は保険会社に契約内容のおかしさを訴える。「転換」という仕組みに憤慨。詐欺まがいではないかと書く。先日のかんぽ生命が局員の強引な契約で問題になったけど、日本の生命保険会社はどこも同じような、いやもっとひどいのかもしれない。字が大きくて読みやすし。図書館本2019/08/03
GAKU
44
金融評論家でありながら、この内容と文字の大きさ。この本もひどい。2019/09/18
ごへいもち
38
昔ニッセイに勤めた友人の住宅手当が高額なのにビックリした記憶がある。給料は他社の方が高かったけれど。当時から生保業界には世間にわかりにくくする技術があったんだと気付いた。新宿などの駅前のビル群を見ても儲かってる業界がわかる。著者には頑張ってほしい2019/12/29
香菜子(かなこ・Kanako)
35
生命保険はヒドい。騙しだ。副島隆彦先生の著書。心身ともに健康で大過なく年齢を重ねてきた人からすれば、保険料を支払い続けてきたのだから生命保険はヒドい、生命保険は騙しだと思うのは自然なこと。でも、病気や事故で大けがをしたり、不幸にも早くして亡くなってしまった人やその遺族からすると、生命保険のおかげで生活できた、生命保険金のおかげで助かったという例だって多いはず。そうだとすれば、生命保険はヒドい、生命保険は騙しだと思えるのは、むしろ幸せなことなのかも。2019/07/01
まゆまゆ
17
定期保障特約という名の掛け捨て生命保険に入ってしまったせいで、契約更新の際に本契約部分の保障額を知らぬ間に減額させられてしまった、と訴える内容。毎月5万円近く、25年で1400万円払っても本契約部分の保障額が100万円では怒っても無理はないかな……払った保険料の4割しか利用者に還元されていないのは確かにひどい。2019/09/18