内容説明
太陽の次に近い恒星プロキシマ・ケンタウリまでは月ロケットで10万年かかるが、これを21年に超短縮するプロジェクトがある!?土星の表面では常にジェット気流が吹きすさび、海流が轟々うなっている!?重力波が日本のセンター試験に及ぼしてしまった意外な影響とは?元NASA研究員の著者が、最先端の宇宙ニュースの中でもとくに知的好奇心を刺激するものをどこよりもわかりやすく解説。現在、人類が把握できている宇宙とはどんな姿なのか、宇宙学の最前線が3時間でざっくりわかる。
目次
第1章 惑星探査(お隣りの恒星に惑星を発見!;土星探査機カッシーニのグランドフィナーレ ほか)
第2章 宇宙はどんな姿なのか(ブラックホールはいずれ、全ての星を飲み込む;ダークマターのしっぽをつかまえた? ほか)
第3章 重力波検出(重力波がLIGOを揺らし、宇宙業界は揺れに揺れた;LIGOがノーベル物理学賞を受賞 ほか)
第4章 喜びと哀しみの「ひとみ」(30年来の期待を乗せた日本のX線天文衛星;「ひとみ」に何が起きたのか ほか)
第5章 科学はどこまでわかっているのか(初の日本生まれ元素「ニホニウム」;物理学業界が沸き立った「熱機関の限界」 ほか)
著者等紹介
小谷太郎[コタニタロウ]
博士(理学)。専門は宇宙物理学と観測装置開発。1967年、東京都生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。理化学研究所、NASAゴダード宇宙飛行センター、東京工業大学、早稲田大学などの研究員を経て国際基督教大学ほかで教鞭を執るかたわら、科学のおもしろさを一般に広く伝える著作活動を展開している。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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