出版社内容情報
「心はどこにある?」「自分って、何?」「死んだらどこに行く?」――現代人は、さまざまなギモンに対してすぐに答えを出したがるが、科学の知識を駆使しても解答の出ないことは多い。そんなときに、考えるヒントをくれるのが哲学だ。中でも、仏教哲学の基本とされる《唯識》を学ぶと、「すべての物事をありのままに受け入れる」力がつく。しかし唯識は難解だ。そこで著者は、プラトン、ニーチェ、老子など世界の哲学者の易しい言葉も引用、比較することで、唯識の特徴をわかりやすく解説。高校での講義録を再編集した、仏教思想の入門書。
内容説明
「心はどこにある?」「自分って、何?」「死んだらどこに行く?」―現代人は、さまざまなギモンに対してすぐに答えを出したがるが、科学の知識を駆使しても解答の出ないことは多い。そんなときに、考えるヒントをくれるのが哲学だ。中でも、仏教哲学の基本とされる“唯識”を学ぶと、「すべての物事をありのままに受け入れる」力がつく。しかし唯識は難解だ。そこで著者は、プラトン、ニーチェ、老子など世界の哲学者たちの易しい言葉も引用、比較することで、唯識の特徴をわかりやすく解説。高校での講義録を再編集した、仏教思想の入門書。
目次
第1章 君はなぜ知らなければならないか(なぜ、目は二つあるか;自己とは何か ほか)
第2章 君の行為に責任がとれるか(善と悪の主語;いかにあるべきか ほか)
第3章 ほんとうの自然とは何か(人間とは社会的動物だ;個人的な因果関係 ほか)
第4章 何のために生きるのか(苦しみはなぜ生じるか;死の自覚で、生きることを自覚する ほか)
著者等紹介
横山紘一[ヨコヤマコウイツ]
1940年、福岡県生まれ。仏教学者。東京大学農学部水産学科卒業後、文学部印度哲学科へ編入、東京大学大学院印度哲学博士課程修了。東京大学文学部助手、文化庁宗務課専門職、立教大学文学部教授を経て、立教大学名誉教授、正眼短期大学特任教授。大乗仏教・第二期の「唯識」思想を研究。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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