幻冬舎新書<br> 現代の名演奏家50―クラシック音楽の天才・奇才・異才

個数:
電子版価格
¥877
  • 電書あり

幻冬舎新書
現代の名演奏家50―クラシック音楽の天才・奇才・異才

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月24日 12時50分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 270p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344984516
  • NDC分類 762.8
  • Cコード C0295

内容説明

天才たちだけが分かり合い、だからこそ時に決裂する。師弟、ライバル、私淑、友情、恋愛、確執…170人の音楽家が絡み合う50の数奇な物語。

目次

「可哀想に、才能がある」―カルロス・クライバー
異端にして正統―フリードリヒ・グルダ
亡命指揮者たち―ラファエル・クーベリック イシュトヴァン・ケルテス
「静寂の音楽」の師―アルトゥーロ・ベネディッティ・ミケランジェリ
巨匠が認めた若者たち―イムジチ
ザルツブルクに生まれ、ザルツブルクに死す―ヘルベルト・フォン・カラヤン
「意外な人選」という伝統―サイモン・ラトル
カザルスの孫弟子―ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ
ある友情―小澤征爾
ドレスデンでの豊穣、ウィーンでの挫折―カール・ベーム〔ほか〕

著者等紹介

中川右介[ナカガワユウスケ]
1960年東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。2014年まで出版社アルファベータ代表取締役編集長として、「クラシックジャーナル」誌や音楽家の評伝などを編集・発行。クラシック音楽、歌舞伎、映画等の評論・評伝に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジョンノレン

44
表題から類推される単なる特定個人の紹介に留まらず、戦争やイデオロギー、民族間の軋轢からポストや愛憎まで、垂涎の著名アーティストやオケの複層的でな繋がりや因縁に唸る事しきり。個別に旧聞に属する事もさらなる繋がりを絡めたことで新鮮な驚きも。ギレリスもリヒテルもオデーサ出身で其々スターリンやフルシチョフにも直言の骨太。カラヤンとウイーンの得も言えぬ因縁。ハイティンク、メンゲルベルク、マーラーに纏わる話。若き日のブレンデルとグールドの丁々発止。モントゥ、プレヴィン、バーンスタインが絡む話も印象的。2023/08/02

neco

19
20世紀後半から現在までの名演奏家たちのエピソード集。全部で50話が収められているが、どれも数頁なのでとても読みやすい。しかも、よくあるような音楽家の生涯の概略を描いた人物辞典ではなく、それぞれの人生のある期間を他の音楽家たちとの交流(師弟、友情、ライバル、恋愛など)に焦点をあてて書かれている。帝王カラヤンのシルエットが、ほとんどの演奏家に隠れているのがよく分かった。カラヤン時代の「これだけを聴いておけば良いもの」を、この本を参考に堪能したい。2019/04/17

Isamash

17
元クラシックジャーナル編集長の中川右介2017年発行著作。日本人は小澤征爾のみ。取り上げられたのは、指揮者が多く、私の関心が高いピアニストは、ソ連スヴャトスラフ・リヒテル、ウクライナのエミール・ギレリス、ブルガリアのアレクシス・ワイセンベルク、韓国のチョン・ミュンフン、ソ連ラザール・ベルマン、仏ミシェル・ベロフ、ルーマニア・ディヌ・リパッティ、独サンソン・フランソワ、アルゼンチンのマルタ・アルゲリッチのみ。歴史的な古いピアニストばかりで今一つであるが、アルゲリッチの音楽家相手の恋愛歴は知らず、興味深かった2024/04/09

禿童子

12
元々CD付きマガジンの解説をベースにした現代のクラシック音楽の指揮者と演奏家のプロフィールと知られざるエピソードの紹介。興味深いのは、第二次世界大戦が音楽界に大きな影響を及ぼしたこと。その中でカラヤンが良くも悪くも「帝王」として若手の演奏家の発掘に寄与してきたことが印象的。音楽の世界にも策謀や政治がある。恋愛や師弟関係・ライバルなどの相関図は面白かった。2017/05/12

kenitirokikuti

8
図書館にて。元はCDつきマガジンの連載だっとそうな。カラヤンのお話。1961年カラヤンとウィーン国立歌劇場は、アダンのジゼルとホルストの惑星のバレエ公演&録音する。63年にはモンテヴェルディ「ポッペアの戴冠」を蘇演▲バスチーユ新歌劇場について。ミッテランは1989年の革命200年に向け、地下鉄駅の移転による空き地にバスチーユ・オペラを予定する。シラク時代に同劇場の音楽監督はバレンボイムに決まったが、ミッテラン再選により、お流れ。チョン・ミュンフンが就く。1989年にカラヤン没、バがベルリンに継投…2020/11/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11496553
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。