幻冬舎新書<br> 富士山大噴火と阿蘇山大爆発

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幻冬舎新書
富士山大噴火と阿蘇山大爆発

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  • サイズ 新書判/ページ数 227p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344984202
  • NDC分類 453.8
  • Cコード C0295

出版社内容情報

どちらが先か?巨大な火砕流が700万人を直撃!地震と火山の国ニッポンの真実。

内容説明

3・11以降、日本の地盤が“激震”し続けている。2014年の御嶽山噴火、そして記憶に新しい熊本地震。300年以上も沈黙を続ける「活火山」富士山はいつ噴火するのか。そして、実は富士山よりも恐ろしいのが「巨大カルデル噴火」だ。かつて南九州の縄文人を絶滅させたこの巨大噴火が伊蘇で再び起これば、数百度の火砕流が海を越え、マグマが瀬戸内海を埋め尽くし、大量の火山灰で日本中が覆われる。マグマ学の第一人者が、緻密なデータをもとに地震と噴火のメカニズムを徹底解説した、日本人必読の一冊。

目次

第1章 日本列島は活動期に入ったのか?(そもそも「活動期」ってなに?;平安時代に起こった、富士山貞観噴火 ほか)
第2章 富士山は噴火するのか?(日本に山が多い理由;富士山は4階建ての火山 ほか)
第3章 富士山噴火を遙かにしのぐ、巨大カルデラ噴火(富士山噴火の1000倍以上のエネルギーを持つ、巨大カルデラ噴火;ある時を境に「先祖返り」をした縄文人 ほか)
第4章 巨大カルデラ噴火はなぜ起きるのか?(マグマはどうやって生まれるのか;プレートから絞り出される水がマグマを作る ほか)
第5章 巨大カルデラ噴火に備える(火山の寿命と我々の覚悟;いつ巨大カルデラ噴火は起こるか? ほか)

著者等紹介

巽好幸[タツミヨシユキ]
1954年、大阪府生まれ。理学博士。専門はマグマ学。78年、京都大学理学部卒業。83年、東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。京都大学総合人間学部教授、同大学大学院理学研究科教授、東京大学海洋研究所教授、独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)地球内部ダイナミクス領域・発展研究プログラム・プログラムディレクターを経て、2012年より、神戸大学大学院理学研究科教授。16年より神戸大学海洋底探査センター長。03年に日本地質学会賞、11年に日本火山学会賞、12年に米国地球物理学連合(AGU)N.L.ボーエン賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤

51
先日読んだ本では、3.11が引き金となって大地変動の時代が始まったとあったが、この本は活動期に入ったわけではないが、だからといって安心してはいけない。なぜなら日本列島は生来、地球上でもっとも地震や噴火が頻発する場所だからという。タイトルの内容より、巨大カルデラ噴火について詳細に解説してあった。また、竹取物語のかぐや姫が火山の神様、出雲の神話のヤマタノオロチが火砕流という紹介があり、着眼点がユニーク。諸説があるにせよ、噴火への心の準備はしておかなくてはいけない。2019/08/19

Tadashi_N

25
噴火の怖さ。政治が基礎研究を蔑ろにする怖さ。日本は大丈夫か?2020/11/01

禿童子

18
巽先生の本も4冊目なので一気に読み切れた。科学者らしい定量化=数値で表して比較するという姿勢に徹しているので、素人にも案外わかりやすい。富士山の宝永噴火並みの大噴火の脅威が取りざたされているが、実は富士山の山体崩壊の方が被害が大きい。阿蘇山はじめ巨大カルデラ噴火をする火山は北海道と九州に集中。死者推定1億2千万人は日本の全人口に等しく、発生確率年間0.003%を掛けた「危険値」は数千人で、南海トラフ地震や交通事故死に匹敵。日本消失の危険を覚悟して対策をとるべきということがこの本で言いたいことでしょう。2016/06/23

やまやま

14
幻冬舎さんなのでタイトルを盛ってあることは仕方がないと思います。地震・火山のメカニズムをよく整理され、今回物理化学的な原理がすこし理解できた気がします。例としては沈み込むプレートにおける水の役割ですが、高温高圧なので岩をも「溶かす(溶解を助ける)」ということでマグマができる、また温泉が湧く(有馬温泉は例外で、プレートから直接高温水が届く。)というのは理にかなっている気がしました。巨大カルデラ噴火はあまりにも被害規模が大きい一方で、発生確率は低いので対応を考慮されないという無念さは了解できます。2020/10/17

B.J.

14
🔴富士山大噴火は、コロナの比ではない。全てが止まる。今は、流通が回っているから、毎日食料が買える。降灰で、上水道だめ、交通遮断、買い溜めどころではなくなり、殺人が起こる。本当にサバイバルとなる。2020/04/17

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