幻冬舎新書<br> 世界はこのままイスラーム化するのか

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幻冬舎新書
世界はこのままイスラーム化するのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 207p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344983960
  • NDC分類 167
  • Cコード C0295

出版社内容情報

移民、難民、驚異の人口増加率で2030年世界1位に
なぜイスラーム教徒だけが増え続けるのか?

近代以降、世界は先進国のキリスト教文化圏の価値観で回ってきた。それが今、資本主義システムへの不信感と共に、根底から揺らいでいる。実際、ヨーロッパではクリスチャンの教会離れが深刻化し、キリスト教は衰退の兆しを見せている。そこに、ムスリムの人口増加、移民・難民流出問題が加わり、イスラームは相対的にその存在感を増している。テロや紛争、移民の労働問題に苦悩しつつも、先進国がイスラームに魅せられる理由は何か。比較宗教学の島田裕巳が、日本屈指のイスラーム学者でかつムスリムの中田考と激論。日本人だけが知らないイスラームの真実と未来とは。

「 Yes,イスラーム!」?世界はキリスト教の嘘と欺瞞に、もうウンザリ
? ■ まもなく、イスラーム教徒(16億人)はキリスト教徒(21億人)を抜いて世界1位に
? ■ 雪崩を打ったように欧州へ押しかけるムスリム移民・難民
? ■ 移民に対して不満が募る一方で、ドイツ、イギリス、北欧では、?教会税を払いたくないと教会を離れる人が続出
? ■ イギリスでは、日曜日に教会へ通うキリスト教徒は1割以下に
? ■ 中南米でもキリスト教離れが加速
? ■ 人手不足で、ムスリム移民労働者に頼りつつある欧米諸国
? ■ ムスリムになるには「アッラー(神)以外のものに?従わない」と誓うだけでいいという意外な手軽さ
? ■ イスラーム女性との結婚で、改宗・入信する男性が増加
? ■ イスラームの魅力は、「合理的」「嘘がない」「上下関係がない」

内容説明

近代以降、世界は先進国のキリスト教文化圏の価値観で回ってきた。それが今、資本主義システムへの不信感と共に、根底から揺らいでいる。実際、ヨーロッパではクリスチャンの教会離れが深刻化し、キリスト教は衰退の兆しを見せている。そこに、ムスリムの人口増加、移民・難民流出問題が加わり、イスラームは相対的にその存在感を増している。テロや紛争、移民の労働問題に苦悩しつつも、先進国がイスラームに魅せられる理由は何か。比較宗教学の島田裕巳が、世界屈指のイスラーム学者かつムスリムの中田考と激論。日本人だけが知らないイスラームの真実と未来とは。

目次

序章 イスラーム化する世界のなかで(ニュースを消費しては忘れ…を繰り返してきた日本;ムスリムでもあり研究者でもある中田氏)
第1章 イスラームの基本(イスラーム教とユダヤ教、キリスト教の関係;預言者ムハンマド ほか)
第2章 イスラームは危険な宗教なのか(イスラーム法はゆるい?;時代に制約されない「法」 ほか)
第3章 なぜカリフ制が重要なのか(カリフ制不在の九〇年;「アラブの春」の功罪 ほか)
第4章 イスラームは気前がいい(ケチはイスラームの恥;アッラーは商売の言葉で啓示を与えた ほか)

著者等紹介

島田裕巳[シマダヒロミ]
1953年東京都生まれ。宗教学者、文筆家。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員を歴任

中田考[ナカタコウ]
同志社大学客員教授。一神教学際研究センター客員フェロー。ムスリム名「ハサン」。1960年生まれ。灘中学校、灘高等学校卒業。東京大学文学部イスラム学科の一期生。東大大学院人文科学研究科修士課程修了。カイロ大学大学院哲学科博士課程修了(哲学博士)。クルアーン釈義免状取得、在サウジアラビア日本国大使館専門調査員、同志社大学神学部教授、日本ムスリム協会理事などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちさと

30
世界はこのままイスラーム化するかどうかは語られない本。キリスト教(一部の宗派)人口が減っている背景として、先進国がイスラムに魅せられているという事実が1つあると思う。その理由を知りたいと手にしたものの、そこに深い考察はなく、残念な気持ち。ただし、イスラムの原理や宗派、歴史と文化など幅広く解説されているので、イスラム教の入門書としては良書です。2018/11/07

あんこ

11
題名違くない?この疑問に対する明確な答えはなかったよ。イスラーム主義の本質、カリフ制とは何かがメイン。中田氏、日本人学生をISに仲介したとして、取り調べを受けた人だよね。カリフ制を理想としているそう。氏の理想がずっと語られていて、しかし実際のイスラム社会はそうではないわけで、何ともモヤモヤする。いろんな地域のイスラム教徒の生の声が知りたい。2016/04/25

nizimasu

11
島田先生とイスラームに詳しい中田さんは東大の宗教学での先輩後輩というだけあって中田さんの舌鋒はいつもより若干おとなしめか。それでもイスラームというのが仏教や聖書のように作者がイマイチわからんのと違いムハンマドが聞いた神の声にムハンマドの言行録を起点としてそこからイスラム法学者による法の解釈や生活習慣に及ぶまでの規則などにも話が及ぶ。カリフ制の再興を願う中田さんはそこでもISについても言及していて批判的な論旨も非常に明確。最高幹部がカリフの系譜にあるというのも驚かされる。かなりイスラームのイメージ変わった2015/11/19

またの名

10
若者のイスラム国参加を支援したあの教授に話を聞く本。そもそも組織を作らないイスラム教では信者が所属する団体もなければ上下関係もなく、その発想のもとにテロをするならやりたい奴が個人で「各自勝手にやれ」という奇妙なネットワーク状になるのが自然らしいので、驚き。個人の内面に介入して心を教育することはあり得ないし金を借りても返す余裕がなかったら返さなくて良い、会ったその日に異性に結婚を申し込んでダメなら離婚すれば良いとまで言われると、信者でもある中田氏の熱い擁護を差し引いても興味が増す。現代世界を読み解く一助に。2017/08/31

もくもく

9
島田センセーの新書は、どうも最近タイトルが過激すぎるように感じます。 本書もタイトルに反して、日本人ムスリムとして超有名な中田氏の宗教観やイスラームについての説明を、宗教学者であり、ムスリムの隣人(娘婿がトルコ人ムスリム)でもある島田先生が、興味深くかつ実に分かり易く引き出している、「イスラーム入門」の良書であると感じました。 神と個人との一対一の関係を重視し、本来的には「組織」を嫌うのがイスラーム教の魅力?でもあり、一方で「国民国家の思想」とは相容れないものになり得る理由なのかもしれません。 2016/09/19

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