幻冬舎新書<br> 性犯罪者の頭の中

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幻冬舎新書
性犯罪者の頭の中

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  • サイズ 新書判/ページ数 221p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344983472
  • NDC分類 326.34
  • Cコード C0295

内容説明

平成24年、警察に届けられた強姦は1240件、強制わいせつは7263件。だが実際の被害は約10倍とも言われる。性犯罪者は「外見も気持ち悪い人」と思われがちだが、実は身なりも会話も普通で結婚しているケースも多い。そんな彼らはなぜ性犯罪をし続けるのか?「強姦するたびに自分がレベルアップしていく感覚があった」と十数件の性犯罪を繰り返す者もいれば、性犯罪をやめられない自分を苦に自殺する者もいる。共通するのは日常生活での“満たされなさ”。その感情がどう変化していくのか。彼らを性犯罪へと駆り立てる心の闇を赤裸々に綴った一冊。

目次

第1章 性犯罪で「スキルアップ」(性犯罪者からの手紙;「性犯罪はゲームのような感覚だった」 ほか)
第2章 性犯罪者の特徴(「他人を支配したかった」;背景には「父のようになりたい」 ほか)
第3章 性犯罪の実態(日本の性犯罪被害者はとても多い;昭和33年以降、なぜ性犯罪は急増したのか ほか)
第4章 性犯罪は減らせるのか(性犯罪者はどんな指導を受けるのか;「女性は喜んでいる」と考える“認知のゆがみ” ほか)

著者等紹介

鈴木伸元[スズキノブモト]
1996年東京大学教養学部卒業。同年NHK入局。報道番組ディレクター。「NHKスペシャル」「クローズアップ現代」などを担当。ギャラクシー賞の奨励賞を二度受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

M

84
性犯罪者というイメージとは異なり、いわゆるエリート風情が連続強姦魔ということが少なくないと知り、あらためて戦慄を覚えた。また動機として、衝動や性欲という単純なことではなく、なんらかの挫折や鬱屈により歪んだ思考から発露してゆく過程が語られる(が、総じて不可解)。犯行はゲーム感覚で綿密な計画と理性を伴っている点も薄ら寒い。元受刑者のサンプル数が少なく、後半はデータ統計と推論。被害者にしてみれば不可避で悪質極まりなく生涯苦しむことは言うまでもない卑劣な犯罪。読んでいて、元受刑者の共感性の乏しさが際立つ。2018/07/22

yomineko@ヴィタリにゃん

78
読み友様からのご紹介本です📚山川穂高選手の事件が報道され問題となっている渦中。「女性は喜んでいる」という大きな男性主導の勘違いが横行😡😡😡伊藤詩織さんの例にもあるが気持ち悪いだけ。彼らは綿密に計画を立てゲームをクリアして行くかの様に犯罪を成功させる。大人の女性より子どもを狙うのは抵抗できないからという卑劣な理由。性犯罪者は前科のある者が多い。最近では男性への性被害も相次ぎ、対策が取られているのかいないのか全く分からない。2023/06/05

GAKU

64
数ある犯罪の中でも性犯罪は最も悪質な犯罪の一つだと私個人は思う。性犯罪者の頭の中がどうであれ、動機がどうであれ、このような犯罪者と私達一般人とは根本的に違うのだと思いたい。性犯罪者はある意味病気だと思う。単に刑罰だけではなくちゃんとした治療を施したうえで、社会復帰させるべき。被害者がどれだけ体だけでなく、心にも傷を被るのか、加害者に知らしめるべきだ。2017/04/23

shincha

48
被害を受けた方々の恐怖、屈辱、その後のトラウマなどを考えると軽々しく意見を言う事が出来ない。ただ、本書を読んで、加害者の動機や行動が、自分の考えていたことが、単なる思い込みである事に気づいた。加害者は、粗野で乱暴者で、性欲の塊みたいな奴で、こんな輩は、一生刑務所に入れておくか、去勢して、GPSを埋め込んで、社会に開示して、社会的に抹殺すれば良いと考えていた。今でもそう考える事もある。女性こそ本書を読んで、対抗策を考える必要があるかも。普通の人が加害者になる可能性があるのだから…。ある意味怖い作品でした。2023/12/04

たまきら

47
昨日大阪府で逮捕された性犯罪者のニュースを読み、怒りが抑えられません。この本で説明されている性犯罪者の行動がそのままあてはまるからです。専門家の方々、なんとかこの研究を防犯に活かせませんか?ストーカー殺人もそうですが、抜本的な防犯のためにマニュアルを提示してほしいです。あ~怒りが抑えられない…。2023/01/20

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