内容説明
虫歯になれば歯医者へ行くのは当然だが、その治療が思わぬ病を招いているとしたら…。実は虫歯や歯周病は骨格構造病に分類され、体全体への影響を考えて治療しなければ、頭痛や肩痛、手足のしびれを引き起こす危険性がある。そこには「重力医学」という視点が求められるのだ。現代歯科治療の問題点をはじめ、咬み合わせの調整や幼児期のよちよち歩きを再現するジャイロウォークの実践で、体調の維持管理・老化防止・美容に寄与する重力医学の要諦を紹介。目から鱗の医学理論。
目次
第1章 二足歩行を可能にした歯の役割(人間と動物は、なぜ顎の構造がちがうのか;頭が体の最上部にある理由 ほか)
第2章 乳歯列、永久歯列に隠された秘密(乳歯列と永久歯列、それぞれの特徴、乳歯列のジャイロ機能 ほか)
第3章 咬み合わせが引き起こす深刻な事態(脳を守る頭蓋骨の機能;歯と、頭蓋骨の開閉運動の関係 ほか)
第4章 咬み合わせとアンチエイジング(正しい咬み合わせが老化を防ぐ;歯が壊れるプロセス ほか)
第5章 症例別治療法(患者の悩みから見えてくる歯科医療の問題;小学校高学年の側湾 ほか)
著者等紹介
近藤信也[コンドウシンヤ]
1957年群馬県生まれ。82年日本大学歯学部卒業。同年に、千葉大学医学部歯科口腔外科入局。83年同歯科口腔外科退局後、近藤デンタルクリニックを開設。現在、近藤デンタルクリニック院長。一般財団法人日本ウエルネス協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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