幻冬舎新書<br> すぐ会社を休む部下に困っている人が読む本―それが新型うつ病です

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幻冬舎新書
すぐ会社を休む部下に困っている人が読む本―それが新型うつ病です

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  • サイズ 新書判/ページ数 219p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344983243
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C0295

内容説明

「叱られるとすぐ休む」「いきなり診断書を送りつけて休職」「休職中に海外旅行」―日本中でこんな若手社員が急増中。うつ症状はあるが、仕事以外の場では元気、薬が効きにくいなど、従来のうつ病と大きく異なるので、一般に「新型うつ病」と呼ばれる。「ただのワガママ」という声も大きいが、本人を責めても事態は改善せず、周囲が対応に困りきっているのは現実。10年以上にわたり新しいタイプのうつ病と格闘してきたカウンセラーが、接し方や回復への道筋を、親身に具体的にアドバイスする。

目次

序章 本人よりも周りが困る?
第1章 時代の必然で生まれた病気
第2章 「回避性」「自己愛性」「他責性」が3大特徴
第3章 カウンセリングで分かった回復へのヒント
第4章 家庭・会社のお荷物にしないために
第5章 自立できる力をどう育てるか

著者等紹介

緒方俊雄[オガタトシオ]
愛媛県松山市で生まれ、新潟市で育つ。臨床心理士、産業カウンセラー、日本メンタルヘルス協会公認カウンセラー。早稲田大学理工学研究科修士課程修了。大手電機メーカーに21年間勤務し、半導体レーザの研究開発、半導体の企画とマーケティング、カウンセリングなどの業務に従事。大手EAP(従業員支援プログラム)企業所属のカウンセラーを経て、現在、SOTカウンセリング研究所所長。カウンセリング、メンタルヘルス関連の講演や研修に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ねね

11
ええ、困ってました(苦笑)うちは中小なので、「ぐずぐずと病欠を繰り返」されてましたが…。新型うつ病と呼ばれる病気の本質や、対応の仕方などが丁寧に書かれていて解りやすかった、有難かったです。こういう部下を抱える事を、ただ「厄介事」と捉えずに「自分も職場も苦労することによって成長するチャンス」でもあるという言葉は含蓄があった。振り返れば私の対応も良くなかったのだろうと思えるし、そこから得るものもあったと思う。うつ病とは「時代のあだ花」その時代ごとの病状が現れるものだと理解できた2015/07/18

Robbie

7
うつ病の人を抱えていられるほど、どこの会社も余裕はないし、世の中甘くないよね。著者は長年の見地から、新型うつ病の人を単にわがままとくくることをあえてさけて、まわりが支えることを提案している。まあ、それができれば一番よいのでしょうが、現実的には無理でしょうねえ。2014/07/07

mihito_

5
47)休職中に海外旅行?意味わかんない(^-^;大人のADHDと新型うつの関係は?でも本人は辛いというのはわかった。いわゆる価値観の多様化が産んだ病なのかも。2015/09/14

じゅん

3
Facebookのお友達の方が読んでいたので手に取ってみた。現在高校生、小学生の親として、彼らが社会に出てから自分で生活していける素養をどのように身につけさせるか。これを日頃から考えておく必要があると痛感。我々親がその場その場で見せる態度の積み重ねが、結局は子育てなのだ。となると我々親としての素養が重要となってくる。難しいことだが、短絡的な視点ではなく長い目で彼らの成長をサポートしていきたい。2014/10/19

honmakainaa

3
精神科医目線ではなくカウンセラー目線の本。しんどくても「若いときの苦労は買ってでもしろ」と思うしかないかなあ。2014/08/12

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