幻冬舎新書<br> 介護ヘルパーは見た―世にも奇妙な爆笑!老後の事例集

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幻冬舎新書
介護ヘルパーは見た―世にも奇妙な爆笑!老後の事例集

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  • サイズ 新書判/ページ数 214p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344982833
  • NDC分類 369.2
  • Cコード C0295

内容説明

親の介護は決して他人事ではない。統計によると、75歳以上の4人に1人は、一人暮らしが困難となるからだ。では実際に在宅の介護現場ではどんなことが起こっているのか?1人になると寂しくてウンチをこねくり回すおじいちゃん、ありったけの宝石を身につけてお風呂に入るおばあちゃんなど、想像を絶する世界がそこにはあった。20年以上介護ヘルパーとして働く著者が、これから介護する人、介護される人が直面する現実をリアルに伝える、衝撃の一冊。

目次

第1章 介護はある日、突然やってくる
第2章 恐るべし、認知症
第3章 コツさえわかれば、認知症はこわくない
第4章 やっかいなのは認知症だけじゃない
第5章 介護でわかる家族の素顔
第6章 介護を乗り切れる人、つぶれる人
第7章 介護保険制度をうまく利用するコツ
第8章 ヘルパーが見た介護業界の現実

著者等紹介

藤原るか[フジワラルカ]
東京都の訪問介護事業所のヘルパー。学生時代に障害児の水泳指導ボランティアに参加したことから福祉の仕事に興味を持ち、区役所の福祉事務所でヘルパーとして勤務。介護保険スタートにあわせて退職。訪問ヘルパーとして二十年以上活動している。「共に介護を学び合い・励まし合いネットワーク」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

31
タイトルとサブタイトルにずれがあるように思えた。確かに自分の介護記ではないので、どうしても仕事柄見たり、体験したことは悪くいえば人の事。著者は結果何を言いたかったのかぼんやり、ただ介護保険というものについては以前から不信感を抱いていたので、要介護人手のあまりにも役所的な分類には憤りとともにヘルパーの低賃金と過酷な労働内容については伝わるものがあった。2014/09/10

キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん

30
ベテラン介護ヘルパーの、現場の生々しいルポルタージュ。一人暮らしで認知症になるのはいやだなあ。お金とか身の回りとかできなくなる時が来て、自分でも何が何だかわからなくなって、それでも必死に生活している自分を想像したら思わず泣きそうになった。これはヘルパーさんが体験した様々な現場や、改正されるたびに介護保険を使いにくい状況になっていく不条理さ。現場のヘルパーが本当に安い賃金で働いている現場。老人は増える。介護保険料もあがる。介護保険を使うハードルは高くなる。誰もが認知症になりたくてなっている訳じゃないのにね。2019/03/22

ごへいもち

26
とても副題の爆笑とはなりません2017/06/04

えいなえいな

24
自分が長男ということもあり、いつか介護に向き合わないといけないだろうという思いで読みました。介護の現場は想像してたより壮絶でしたが、それでも思っていたよりずっと人間味が溢れているんだな、と思いました。素人目にも今後も介護保障が継続できるとは思えないのでもっと多くの人たちが知識を持って介護を考えていかないといけないんだろうなと改めて考えさせられました。2017/06/24

けい子

16
私もヘルパーなのでサクサク読めましたが、著者とは少し考え方が違う。「生活援助」に関して声をあげていましたが、私はこれに関しては国の意見に賛成です。2019/01/25

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