幻冬舎新書<br> 弱者99%社会―日本復興のための生活保障

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幻冬舎新書
弱者99%社会―日本復興のための生活保障

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  • サイズ 新書判/ページ数 210p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344982437
  • NDC分類 364.021
  • Cコード C0295

内容説明

生活保護者数205万人、完全失業者数334万人、気分障害(うつ病など)の患者数104万人…これらは超格差社会を表す氷山の一角に過ぎない。いま誰もが普通の生活者から脱落するリスクを抱えている。だが、現在の日本の生活保障でこれ以上国民を救済する事は不可能である。このままではそう遠くない未来、格差限界社会へと突入してしまう。日本人全員が同時多発不安に陥るなか、私たちができる事とは一体何か。12人の識者と宮本太郎による緊急提言。

目次

序章 「同時多発不安」を超えて(宮本太郎)
第1章 経済成長と両立できるか(京極高宣;吉川洋;宮本太郎)
第2章 現役世代をどう支えるか(濱口桂一郎;湯浅誠;宮本太郎)
第3章 つながりは再生できるか(森雅志;小林正弥;宮本太郎)
第4章 子どもの未来をひらけるのか(泉健太;水島広子;宮本太郎)
第5章 財源をどうするのか(大沢真理;土居丈朗;宮本太郎)
第6章 政治をどう変えるか(藤井裕久;与謝野馨;宮本太郎)

著者等紹介

宮本太郎[ミヤモトタロウ]
北海道大学大学院法学研究科教授(比較政治、福祉政策論)。1958年東京都生まれ。中央大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。立命館大学法学部助教授、ストックホルム大学客員研究員などを経て、2002年より現職。政府の「安心社会実現会議」委員、総務省顧問、内閣府参与などを歴任。「社会保障改革に関する有識者検討会」では座長を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kinkin

39
現在の社会システムについて。グローバル化という一見とても輝かしい言葉に踊らされ結果日本の物づくりは衰退、資本は海外に繰り出し、産業の空洞化を産みだした。同時に雇用システムも大きく変化し本書に書かれていた「頑張れば必ず報われた時代」から「頑張らなければ放り出される社会」に変化した。この社会を取り巻く大きな不安は、先般の震災と同時に一層大きなものになってしまったのではないか。日本を取り巻く様々な問題はまだまだ弱者が増えかつ弱者を産みだしていくのだろう。2015/01/07

ヒデミン@もも

37
宮本太郎さんの話しはわかりやすい。でも、このタイトルは。。。  社会保障大事なのはわかる。2021/06/20

ユーモ

20
社会保障の在り方について考えさせられる。今の日本の社会保障は正しいのだろうか。北欧は高税高社会保障、アメリカは低税低保障。日本はその中間といえる。私個人の意見としては、米国のような競争社会が好ましいと思っている。高所得であればあるだけ税金を取られる。所得を増やそうと頑張るのが馬鹿らしくなる。もちろん社会保障が必要ないと言っているわけではない。そのバランスが重要なのだ。そのバランスを決めるのが政治家であり、我々有権者である。そう考えると昨今の若者の政治離れは、なんとも悲観すべきである。2018/02/04

とよぽん

8
これからの社会保障のあり方と財政再建とを、いかにして実現していくか。日本の課題、何としても解決しなければならない課題だ。どうやって? かつては、努力すれば報われる社会だった日本。今は、努力しなければ放り出される社会だという。「弱者99%社会」・・・本当に? では、1%はどんな人なのか。2015/09/11

サンノート

2
今、おっさんどもの雇用を守るために30代40代を大量リストラしたしわ寄せが来ているが、つくづくこの国は自分たちのことしか考えない高齢者に食い物にされていると感じた。若い世代は棺桶に腰まで突っ込んだ「要介護老人」どものおしめ代のために働いているようなものだ。日本を作ったのは彼ら高齢者で、それはリスペクトしなければいけないが、こんな気持ちの悪い国にしたのも彼らだ。2015/01/09

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