内容説明
普段はしっかり者で思いやりのある人が、急に逆ギレする、わざと人を怒らせる、不可解な言動を繰り返す、それが境界性パーソナリティ障害だ。現代人に急速に増えているこれらの例は「性格」の問題でなく、れっきとした病。ある「きっかけ」で突然そういう「状態」になり、果ては場当たり的なセックスや万引き、自傷行為にまでエスカレートする。彼らの心の中では何が起きていて、何が問題なのか。理解しがたい精神の病を、わかりやすく解説。
目次
第1章 境界性パーソナリティ障害とは何か
第2章 境界性パーソナリティ障害はこうして現れる
第3章 境界性パーソナリティ障害の複雑な心理を読み解く
第4章 境界性パーソナリティ障害急増の本当の理由
第5章 ベースにある性格によってタイプが異なる
第6章 境界性パーソナリティ障害を支える
第7章 境界性パーソナリティ障害を改善する
第8章 境界性パーソナリティ障害からの回復
著者等紹介
岡田尊司[オカダタカシ]
1960年、香川県生まれ。精神科医。医学博士。東京大学哲学科中退、京都大学医学部卒業。同大学院高次脳科学講座神経生物学教室、脳病態生理学講座精神医学教室にて研究に従事。現在、京都医療少年院勤務。2007年刊行の『脳内汚染からの脱出』(文春新書、現在は文春文庫所収)は大きな反響を呼び、教育界に多大な影響を与えた。小笠原慧のペンネームで小説を執筆。作品に、横溝正史賞を受賞した『DZ』(角川文庫)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みゃーこ
おにぎりの具が鮑でゴメンナサイ
おいしゃん
ホシ
ステビア
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- 和書
- 【完全版】すごい英語独学