内容説明
年間セックス回数世界最下位、「イケない」男女の増加―。“いいセックス”を知らない日本人のために、カリスマAV男優である著者が、女性6000人との経験から「快感の絶対理論」を導き出した。快感のメカニズムがわかれば、あなたのセックスが、女性を心身ともに解放し大きく変える。だが、AVを教科書にしている限り二人が心から満たされることは永遠にない。セックスに特別なテクニックは不要。まず、今までの知識をゼロにリセットせよ。
目次
序章 セックス上手と仕事がデキる男の関係
第1章 己のセックスレベルを認識せよ
第2章 AVを観るな。セックスにマニュアルはない
第3章 コンプレックスと先入観に惑わされるな
第4章 正しい知識あってこその充実したセックス
第5章 女性はキスでイカせてキスで終わる
第6章 より奥深い大人のセックスの楽しみ方
第7章 ワンランク上のエリートセックスを手に入れる
著者等紹介
加藤鷹[カトウタカ]
1962年、秋田県生まれ。秋田商業高校卒業後、地元で日立の営業マン、秋田ビューホテルのホテルマンなどを経験。87年に上京、AV業界入り。88年に撮影スタッフからAV男優に転向。以来、AV出演約五〇〇〇本、共演女優は約六〇〇〇人を数え、名実ともにAV界トップスターの地位を築く。TVドラマ、バラエティ番組、雑誌、書籍などにも活躍の場を広げ、恋愛やセックス相談への真摯なアドバイスに女性ファンも多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
218
詳細は言えないが(タイトルで察し下さい。)ゴッドフィンガーで有名な著者。意外と女性を大事にされる方だなと思った。2011/04/18
みゃーこ
76
色気のかたまりのような人だな…。読んでいて惚れそうだった。ここまで自分の哲学に昇華させる人はそれがナニについてであってもやっぱりかっこいい。と思った。セックスの感度と社会的背景や物質主義の価値観とが相関関係にあるとは思い及ぶこともない一般人との違いはさすがプロだと思う。無意識に目に見えないものを切り捨ててしがらみの中でこりかたまって不自然に生きることで何かを捨てている。その何かの中に「よきもの」が含まれている。ゆるすぎるのも良くないけど締めすぎるのも良くないんだな~。2013/10/16
GAKU
63
6,000人の女性との経験を持つカリスマAV男優加藤鷹が導き出した、「快感の絶対理論」と銘打っておりますが内容はいたって真面目。セックスに対する男の誤解が良く理解できます。セックスだけでなく、人間関係全般に当てはまるのでは?と言うような事をさりげなく教えてくれています。どのような分野でも「その道の大家」の語る言葉には含蓄があるのかな。出演作品は見た事が無いし、著書もこれが初めてだけれど、この方とても人間味ある、良い人なのだろうなと感じた。⇒2017/03/19
あび
13
何かひとつでも本気で能力を伸ばすことができれば、それに付随して他の能力も伸ばすことができるようになるとの話には共感した。加藤鷹氏は仕事とセックスに本気で挑んだ。6000人もの女性とセックスをする中で頭を遣い、考え抜いていくなかで思考力が鍛えられたと言っていた。学び方の本質を知ると、他の分野にも応用が効くようになるのは本当だとぼくも思う。また、現代の若者たちはすべて型を教えてもらい、習った通りにしか動けないとの話が出てきた。情報は沢山あるが、それによって考える力を失ってしまっているなと思う。2019/02/03
あこ
12
AV男優という仕事柄、普通ではあり得ないであろう数の女性経験がある。だからこの本が書けたとは思わない。本書は数をこなせば書けたものではないと思う。人として真剣に仕事(セックス)を通して女優と向き合ってきた加藤氏だからこそ書けたのだと思う。女性のことがよくわかっていらっしゃる。その一言に尽きます。文句のつけようがありません(笑)2013/11/07