内容説明
高校3年生の秋に“偏差値29”だった著者は、一浪の末、見事に東大合格を果たす。なぜどん底の成績でも、「自分は受かる」と信じられたのか。なぜ途中で断念することなく、努力を続けられたのか。本書は、自身と周囲の東大生の経験をふまえ、子どもの能力を最大限に引き出す親の役割を説く。さらに、短期間で劇的に偏差値を上げる効率を極めた学習テクニックも公開。受験だけでなく、人生の目標達成に役立つ一冊。
目次
第1章 偏差値29から東大合格!9割は親のおかげ
第2章 子どもの能力を最大限に伸ばすには
第3章 今すぐ使える!合格へと導く心理テクニック
第4章 目標達成に向かうやる気の仕組み
第5章 短期間で劇的に偏差値を上げる!効率を極めた勉強法
第6章 なぜ勉強するのか
著者等紹介
杉山奈津子[スギヤマナツコ]
静岡県生まれ。東京大学薬学部卒業。作家、イラストレーター。心理カウンセラー。大学卒業後は、執筆活動や講演活動を積極的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
文章で飯を食う
8
東大生は諦めない。少々のことは困難とも思わない。大切なのは、勉強ができるのは、才能ではなくて努力だと思うメンタルセット。2015/06/20
たか
8
精神的な話が主に書かれていて教科ごとの具体的な学習法についてはほとんど触れられていません。2015/06/12
Yuko
5
題名につられて。親としての接し方、「言ってはいけない言葉がけ」などは参考になることは多かった。ピグマリオン効果vsゴーレム効果、ラべリング効果、など、知ってはいてもそこまで子どもに影響を与えていたとは思わなかったなぁ。 メンタルセット(変動タイプvs固定タイプ)への働きかけも重要と認識。 長年の課題ですが、こどもを変えようとする前に、まずは自分が変わること! 2016/03/28
conami
3
とても読みやすく、とても参考になる一冊です。これ読んだらわが子も東大入れるかも?!なんて気になってしまう。何かを始めるのに遅すぎることはないと改めて実感。これ、自分が高校生の時に読みたかった。そしたら今頃東大卒の学歴持ててたかも~。と楽観すぎるのも許してもらえそう。目標設定と計画表と自分時間、心に留め置きます。2015/05/05
mochi
2
東大に入っても入らなくても、生きていく上で大きな力になるのは、自己肯定感。いつも自分は応援されていると思えば、前に進んで行けるし、転んでも立ち上がっていける。親はあれこれ手助けせず、自分で考え抜く力が大切。だから彼女は自分を信じて、独学での東大受験に成功できたのではないか。著者は家族に肯定されてきていて、なぜうつ病になったのか書かれていなくて分からなかったが、うつ病でよく受験勉強ができたなと。2020/06/27