内容説明
今、受験に対する考え方を見直すべき時期にきている。2021年に現在の大学入試制度は大きく変わり、社会で求められる能力や知識も様変わりし、「受験知識」だけでは通用しなくなるからだ。10年後の社会で「メシが食える大人になる」ために必要なのは「逆境力」「根拠なき自信」「異質との出合いを楽しむ心」である。そんな大人に育てるための秘訣は、小学生時代の育て方にあった。
目次
序章 わが子の10年先が見えていますか?(2021年にセンター入試がなくなる?;子どもの3人に2人は、現在存在しない職業に就く ほか)
第1章 小学・中学受験で何を得て、失うか(首都圏では人気が続く小学受験;親の見栄で過熱してしまうお受験 ほか)
第2章 中学受験に向いている子・向いてない子(精神年齢が未熟な晩生の男の子は向いてない;ゲームで負けて悔しがる子は中学受験向き ほか)
第3章 公立コースで後伸びする勉強法(中学受験をしなくても後れはとらない;低学年―「ワクワク」と「コツコツ」の体にしみこませる ほか)
第4章 大物は“公立”で育つ?(経営トップを多く輩出する公立校の「負荷の力」;お手本にしたい浦和高校の「三兎を追え」 ほか)
著者等紹介
高濱正伸[タカハママサノブ]
花まる学習会・代表。1959年、熊本県生まれ。東京大学大学院修士課程修了。1993年、小学校低学年向けに学習教室「花まる学習会」を設立。1995年には、小学4年生から中学3年生対象の進学塾「スクールFC」を設立。2015年より、佐賀県武雄市で官民一体型学校を開始。算数オリンピック委員会理事、NPO法人「子育て応援隊むぎぐみ」の理事長も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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