ガーデンセラピー―心身を癒やす究極の自然療法

高岡 伸夫【著】

幻冬舎メディアコンサルティング（2016/04発売）

• サイズ B6判／ページ数 201p／高さ 19cm
• 商品コード 9784344974791
• NDC分類 629
• Cコード C0095

内容説明

健康寿命をのばすヒントは「庭」にあった。心身のバランスを整える自然療法「ガーデンセラピー」とは？自然の癒やしでストレスを軽減させ、病気知らずの体を手に入れる。

目次

１　ＩＴ機器・コンクリート・アスファルト…「不自然」な生活環境がうつや生活習慣病を引き起こす（死ぬまでの１０年間は元気ではいられない；先進国で飛び抜けて多い日本の認知症患者数　ほか）
２　一番身近な自然「庭」は、実は予防医療の場　心身のバランスを整える自然療法「ガーデンセラピー」（「統合医療」が自然治癒力を高める；近代医学と伝統療法のハイブリッド　ほか）
３　自然の癒やし効果を最大化する　自宅で実践できる健康のための庭づくり（癒やしの庭、幸せの庭は、あなたの家でもすぐできる；家と庭、２つが揃って初めて「家庭」になる　ほか）
４　狭い場所でも栽培できてストレスを軽減させる庭と暮らしをつなぐ「ハーブガーデン」（手軽に始めるガーデンセラピーはハーブから；ラベンダーが血圧を正常化する　ほか）
５　季節と暮らし、自然の時間を生きる　自然と調和したライフスタイルが心と体を健康にする（日本人だけが知らない日本の魅力；世界のＩＴトップがなぜ日本庭園を愛するのか　ほか）

著者等紹介

高岡伸夫［タカオカノブオ］
株式会社タカショー代表取締役社長。一般社団法人日本ガーデンセラピー協会理事長。一般社団法人美しく老いる会理事。１９５３年３月、和歌山県生まれ。８０年タカショー設立、８９年より現職。従来とはまったく異なる、ライフスタイル全般を提案するガーデニングの市場を切り開き、今日のガーデニングブームをつくり上げた第一人者。心身共に豊かな暮らしの創造が求められているなか、欧米に解決のヒントを求め、実際に現地へ赴き庭と健康の関係について徹底的に視察、研究（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Humbaba]

庭は使っていれば完全な姿を維持することはできない。しかし、そもそも空間は使ってこそ意味があるのだから、ただ鑑賞のためのみに空間を用意して維持し続けるのは効率的とは言い難い。自然とふれあうというのはこの上ないストレスの解消法であり、さらに危険な副作用もない。庭で自然にふれあうことができれば、人生はより豊かなものとなる。

2016/06/22

[ジュリ]

ガーデンセラピーが具体的にどういうふうによいのか知りたかったのだけれど、科学的な根拠が示されていなくて期待していたものとは違った。

2019/10/07

[ゆきまる]

誰もが庭を持てない時代だからこそ自然と関わることを見直すべき。日本もロシアのダーチャみたいな習慣があればよいのに。これからはオフィスにも庭を。より生産的な仕事ができそう。

2017/09/01

[nd3]

庭は心身のバランスを整える予防医療の場。その療法やそれぞれの効能を説明しています。家庭の庭でハーブなどを育て食することがいかに良いことか。実際、効果があると思います。実践しましょう。

2016/08/30

[ちほ（さくら里BookCafe読書会）]

造園会社タカショーの社長である高岡伸夫が書いた本。庭のある生活が人間に本当の幸せを与えるという。 造園会社の営業本かと思いきや…予想外に深い内容。 日本人が世界一豊かな自然の中で育んできた豊かな文化について語られる最終章が感動的。 私は最近ベランダガーデニングで色んな蔓性植物を育てているのですが、体調がいいような気がします。もしかしてガーデンセラピー効果かも？^_^

2021/07/24