経営者新書<br> 医療機器開発とベンチャーキャピタル

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経営者新書
医療機器開発とベンチャーキャピタル

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  • サイズ 新書判/ページ数 184p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344974609
  • NDC分類 535.4
  • Cコード C0247

内容説明

シリコンバレーで数々の医療機器ベンチャーに投資してきたキャピタリストが明かす、日本の医療機器産業が目指すべき未来像とは?ベンチャーキャピタルが起点となる「Start‐up」の仕組みとプロセスをわかりやすく解説した。

目次

第1章 ベンチャー企業を生み出す医療機器の「エコシステム」(ベンチャー企業とは何か?;ベンチャー企業の特徴 ほか)
第2章 医療機器産業におけるベンチャー企業の強みと役割(ベンチャー企業の開発スピードはなぜ速いのか;医療機器ベンチャーの資金調達 ほか)
第3章 ベンチャーキャピタルの役割(ベンチャーキャピタルが支える医療機器ベンチャー;アメリカにおけるベンチャーキャピタルの歴史 ほか)
第4章 医療機器ベンチャーが成功するためのヒント(ニーズと市場規模を重視する;ひとつの製品に特化する ほか)
第5章 医療機器開発における世界と日本の新たな潮流(アイデアについて;医療現場からの医療機器開発の歴史 ほか)

著者等紹介

大下創[オオシタハジメ]
MedVenture Partners株式会社代表取締役社長。神戸市出身。69年生まれ。中学卒業後すぐに単身で米国に高校留学。大検を経て、大阪外国語大学卒業後、97年、日本ライフラインで初めて医療機器ベンチャーとの接点をもつ。その後、ITXにて、米国医療機器ベンチャーへの投資を担当。投資先の一社が、IPO後にピーク時の時価総額約1,400億円を達成したことから、シリコンバレーで現地採用され、約5年間、米国医療機器ベンチャーへの投資を担当

池野文昭[イケノフミアキ]
MedVenture Partners株式会社取締役チーフメディカルオフィサー。浜松市出身。67年生まれ。医師。自治医科大学卒業後、9年間、僻地医療を含む地域医療に携わり、日本の医療現場の課題、超高齢化地域での医療を体感する。2001年渡米。スタンフォード大学循環器科での研究を開始し、以後、多くの米国医療機器ベンチャーの製品開発に創業当時から関与。また、医療機器大手も含む、同分野での豊富なアドバイザー経験を有し、日米の医療事情に精通(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

zoe

13
技術→適応x。共に苦境を乗り越えて築かれた人間関係。会社のステージが変わったら、当然CEOも変わる。重要なのはアイデアを実現すること。患者さんに利益をもたらすこと。2017/07/04

ケイスケ

1
医療機器開発のベンチャーについて整理された本。 本書で一番印象に残っているのは、人が大切ということ。シリコンバレーでは、投資され、人が集まり、成功し、金が集まり、投資されてというポジティブなループに入っている。日本はその逆。 どうやったら成功ループに入れるか。まずは成功することかと思う。そして成功を妬まないこと。日本でいいエコノミーを構築できるか、注目していきたい。2021/03/31

Kei

1
シリコンバレーにおける医療機器の開発の状況がリアルに描写されている。それに対した日本の状況も対比して理解することが出来る。 ☆☆☆☆2018/03/26

Yambeee

1
VCが狙うべきは大きなゴール。診断機器ではなく、開発リスクの高い治療機器。VBは一つの医療機器に特化、売上の10倍以上でEXIT。大企業のM&Aストライクゾーンに入るまでには少数株主で。2017/04/19

ikedajack

1
日本がアメリカに医療機器分野で遅れていた訳がわかった。もう少し、具体例を読みたかった。2016/10/31

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