内容説明
相続税の増税、マイナンバー制度や出国税の導入など、資産家を取り巻く状況が年々厳しさを増していくなか、銀行や証券会社が販売手数料を目当てに、「資産防衛のサポート」と称して富裕層に群がっている現状…。資産家が金融営業マンや士業の常套句に乗せられ、資産を食い潰されないための「資産防衛の極意」を紹介。
目次
第1章 営業ノルマ達成しか考えない金融営業マンが、あなたの資産を食い潰す(金融業界の不都合な真実;金融営業マンに狙い撃ちされる資産家 ほか)
第2章 短期投資の手数料目当て。資産家の利益には目もくれない金融業界の構造(急増する富裕層ビジネス;資産家を食いものにする金融商品 ほか)
第3章 リスクを負わない単純明快なポートフォリオが、資産防衛の絶対条件(「資産防衛のトライアングル」とは?;本業による安定したキャッシュがベース ほか)
第4章 「節税ならどんな分野も得意」に騙されるな。専門家は資格ではなく経験値で選べ(専門家のサービスにも問題;税理士が税金すべてに詳しいわけではない ほか)
第5章 欲張らない資産運用こそ、長期的な資産防衛を実現するカギ(これからますます増えるマス富裕層;本物のお金持ちの趣味 ほか)
著者等紹介
江幡吉昭[エバタヨシアキ]
大学卒業後、住友生命保険に入社。その後、英スタンダードチャータード銀行にて最年少シニアマネージャーとして活躍。2009年、富裕層の資産運用・税務・財務管理を行うファミリーオフィスを開設。「金融に関してフェアで誠実な存在」として、中立的な立場から、富裕層の資産防衛を包括的に行う。株式会社アレース、株式会社アレース・ファミリーオフィス、株式会社アレース・インベストメント代表取締役。税理士法人アレース、ディレクター。CMTAテクニカルアナリスト、1級FP技能士、宅地建物取引士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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