内容説明
幕末の動乱時期に造刀に心血を注いだ名工・源清麿。現代においても人々を惹きつけてやまないほど、澄んだ地鉄と躍動感あふれる刃文をもつ作品を生み出した彼の生涯を描き出す。昭和39年に発行された珠玉の歴史小説が今、甦る。第52回(昭和39年)直木賞候補作品の復刻版!
著者等紹介
斎藤鈴子[サイトウスズコ]
1932年、源清麿について研究していた父・一郎のもとに生まれる。1964年に発行された『刀工源清麿』(徳間書店)が第52回直木賞候補作となり、一躍注目を浴びた。訪星珠(ほうせいじゅ)名で、多数の占星術専門書籍を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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