経営者新書
業務効率UP+収益力UP中小企業のシステム改革

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  • サイズ 新書判/ページ数 235p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344973176
  • NDC分類 336.17
  • Cコード C0234

内容説明

企業において重要な経営基盤となったITシステム。しかしベンダーがすすめる最新システムも、自社の業務にマッチしていなければまるで役に立たず、改修に多大なコストがかかるだけ。課題解決に必要な機能は何か。いくらのコストが適切なのか。実績豊富な独立系コンサルタントが語る、高い費用対効果を実現するシステム導入ノウハウ。

目次

第1章 ソフト更新、業務フロー変更―絶え間なく見直しを迫られる社内システム(多くの企業がITシステムを使いこなせていない;役に立たないシステムが「不良資産」と化す ほか)
第2章 場当たり的なシステム改修は、お金と業務の「ムダ」しか生み出さない(ずさんなITシステム導入計画で、業務にムダが生まれる;システム設計ミスで数千万円のムダなコストがかかることも ほか)
第3章 ベンダー任せにするな。改修の成否は「業務プロセス」の徹底的な洗い出しで9割決まる(業務の仕組み全体がシステムである;「戦略性」「業務合理性」「技術適合性」「コスト適切性」の4点から課題を洗い出す ほか)
第4章 「ToBeモデル」のシステム構築&改修で、業務効率・収益力を向上させる(業務全体を戦略的に見直すことが真のITシステム改革;ToBeモデル(あるべき姿)とは何か ほか)
第5章 業務の実態に合わせたシステム運用が、企業成長の絶対条件(経営者と社員とでは見え方が異なる;せっかくの基幹システムが利用されていない ほか)

著者等紹介

谷垣康弘[タニガキヤスヒロ]
青山システムコンサルティング株式会社代表取締役。外資系コンピュータメーカーのシステムエンジニアとして、大手企業を中心に生産管理システム開発やVANを利用したオンライン受発注システムの開発といった長期プロジェクトに携わる。その後、監査法人に身を転じ、上場前の中堅・中小企業のシステムコンサルタントとして、多くの実績を残す。1995年、青山システムコンサルティング株式会社を設立、97年に代表取締役就任

野口浩之[ノグチヒロユキ]
青山システムコンサルティングディレクター。大学卒業後、中堅の独立系システム開発会社に入社し、システムエンジニア・プロジェクトリーダーなどを担当。その後、青山システムコンサルティング株式会社に入社し、コンサルタント職に就く。システム化計画からシステム開発、保守運用にいたる幅広い知識と経験を活かし、企業の業務やIT環境を最適化するコンサルティングに多くの実績を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しのだ

2
導入するシステムで何ができるか、目的を全社員に共有しなければ余計な業務が増えるだけになってしまう。目的を持って能動的に利用するのと、指示命令での作業ではその後の継続性に影響する。現場のやり方が変わらないのであればシステム導入の意味はない。今のやり方をシステム化するって確かに改善ではないかも。2023/09/17

Mikio Kitayama

1
ありがちなITシステム導入失敗事例をひきながら、システム改革は具体的にどのように進めたら良いか、解説している。内容は真実味があるので、システム導入プロジェクト前に読むべし。 2018/08/10

ニノミン

0
示唆を頂くことができました。 やや著者の会社の宣伝が入っていますが、 仕方がないかとも思います。2015/11/26

ILP71

0
良書。目を見張るような派手な話はほとんどないが、地に足のついた事例と共にシステム導入について丁寧に書かれている。システムコンサルタントらしく合理的で無駄のない文章であり、さり気なく書いてあることでも実際ここには凄い時間を掛けたんだろうなとか、経験を積んだからこそだんだんシンプルな言葉に研ぎ澄まされていったのだろうな、などと著者の苦労をしのびつつ読むとまた味わい深い。2020/02/03

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