内容説明
企業において重要な経営基盤となったITシステム。しかしベンダーがすすめる最新システムも、自社の業務にマッチしていなければまるで役に立たず、改修に多大なコストがかかるだけ。課題解決に必要な機能は何か。いくらのコストが適切なのか。実績豊富な独立系コンサルタントが語る、高い費用対効果を実現するシステム導入ノウハウ。
目次
第1章 ソフト更新、業務フロー変更―絶え間なく見直しを迫られる社内システム(多くの企業がITシステムを使いこなせていない;役に立たないシステムが「不良資産」と化す ほか)
第2章 場当たり的なシステム改修は、お金と業務の「ムダ」しか生み出さない(ずさんなITシステム導入計画で、業務にムダが生まれる;システム設計ミスで数千万円のムダなコストがかかることも ほか)
第3章 ベンダー任せにするな。改修の成否は「業務プロセス」の徹底的な洗い出しで9割決まる(業務の仕組み全体がシステムである;「戦略性」「業務合理性」「技術適合性」「コスト適切性」の4点から課題を洗い出す ほか)
第4章 「ToBeモデル」のシステム構築&改修で、業務効率・収益力を向上させる(業務全体を戦略的に見直すことが真のITシステム改革;ToBeモデル(あるべき姿)とは何か ほか)
第5章 業務の実態に合わせたシステム運用が、企業成長の絶対条件(経営者と社員とでは見え方が異なる;せっかくの基幹システムが利用されていない ほか)
著者等紹介
谷垣康弘[タニガキヤスヒロ]
青山システムコンサルティング株式会社代表取締役。外資系コンピュータメーカーのシステムエンジニアとして、大手企業を中心に生産管理システム開発やVANを利用したオンライン受発注システムの開発といった長期プロジェクトに携わる。その後、監査法人に身を転じ、上場前の中堅・中小企業のシステムコンサルタントとして、多くの実績を残す。1995年、青山システムコンサルティング株式会社を設立、97年に代表取締役就任
野口浩之[ノグチヒロユキ]
青山システムコンサルティングディレクター。大学卒業後、中堅の独立系システム開発会社に入社し、システムエンジニア・プロジェクトリーダーなどを担当。その後、青山システムコンサルティング株式会社に入社し、コンサルタント職に就く。システム化計画からシステム開発、保守運用にいたる幅広い知識と経験を活かし、企業の業務やIT環境を最適化するコンサルティングに多くの実績を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しのだ
Mikio Kitayama
ニノミン
ILP71