内容説明
早まるな！赤字会社でも売ることができる。自社の事業と従業員を守る、賢い会社の売却法。最悪のシナリオは、驚異の事業譲渡で回避できる。
目次
第１章 アベノミクス効果も焼け石に水。中小企業の苦しい経営状況（人口構造の変化で追いつめられる中小企業；アベノミクスでも利益は減少する苦しい経営状況；経営者の高齢化も大きな問題）
第２章 承継できない、廃業できない。赤字会社を待ち受ける地獄の末路（中小企業の７０％は赤字、ジリ貧企業；廃業できない中小企業の厳しい現実；倒産→夜逃げ→一家離散に追いつめられる経営者たち）
第３章 早まるな！赤字会社でも売ることができる（赤字会社にも輝くダイヤの原石はある；「箱＝会社」がダメでも「中身＝事業」がよければ存続できる；事業と社員を守る 事業譲渡という選択肢）
第４章 赤字会社を売るために知っておきたい３つのフェイズ（赤字会社は事業譲渡＋特別清算＋経営者保証ガイドラインできれいに廃業する；赤字会社を事業譲渡＋特別清算＋経営者保証ガイドラインで清算し事業再生を図る；Ｐｈａｓｅ１ 事業譲渡；Ｐｈａｓｅ２ 特別清算；Ｐｈａｓｅ３ 経営者保証ガイドライン）
第５章 事業と社員を守ることこそが経営者の最終責任（名よりも実をとって、自分の人生をかけた事業を残す；社員の生活を守ることも経営者の仕事；安全な買い手を探すには士業のネットワークを使う；終わりがきれいであれば、次の事業をはじめることも可能）
著者等紹介
山田尚武［ヤマダヒサタケ］
弁護士法人しょうぶ法律事務所代表社員。一般社団法人中部事業承継紹介センター代表理事。１９６４年、愛知県に生まれる。名古屋大学に法学部卒業。卒業後に最高裁判所司法研修所司法修習生となる。１９９２年弁護士登録（愛知県弁護士会）。１９９６年しょぶ法律事務所を開設。２００８年静岡大学法科大学院教授就任（担当商法・会社法）。２０１２年愛知県弁護士会副会長就任。２０１３年１０月にしょうぶ法律事務所を法人化する。大手企業・中小企業を顧問先とし、倒産案件の申立代理人および破産管財人・監督委員をそれぞれ１００件以上務める（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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