愛犬が「僧帽弁閉鎖不全症」と診断されたら読む本

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  • サイズ B40判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344972766
  • NDC分類 645.6
  • Cコード C0095

内容説明

治療の流れから、術後の生活までを完全網羅。心臓手術成功数世界一の“神の手”が徹底解説。

目次

第1章 愛犬の命を奪う「僧帽弁閉鎖不全症」とは何か(心臓病は不治の病ではない;心臓病の中で発症率ナンバー1の僧帽弁閉鎖不全症 ほか)
第2章 「僧帽弁閉鎖不全症」と診断されたら?―飼い主がすぐにとるべき5つの行動(もしかして僧帽弁閉鎖不全症?飼い主にできるチェック方法;「僧帽弁閉鎖不全症」の適切な検査を受けましょう ほか)
第3章 投薬だけでは完治できない―「僧帽弁閉鎖不全症」は手術で治す(人間では「手術」が当たり前の治療法;犬の「僧帽弁閉鎖不全症」で手術が難しかった理由とは ほか)
第4章 食事、運動、生活―飼い主が知っておきたい術前術後の準備とフォロー(手術前の過ごし方―とにかくいつも通りに;手術室に入る愛犬に贈るメッセージ ほか)
第5章 病院選びと手術のタイミング―早期の手術で愛犬の健康を取り戻す(安心して治療を受けるための医療機関の選び方;投薬治療のノウハウがしっかりしているかを見極める ほか)

著者等紹介

上地正実[ウエチマサミ]
日本どうぶつ先進医療研究所、JASMINEどうぶつ循環器病センター所長。獣医師、博士(獣医学)、日本獣医循環器病学会認定医。1994年、麻布大学大学院獣医学研究科獣医外科学卒業。北里大学獣医畜産学部附属動物病院助教授、日本大学生物資源科学部獣医学科教授を経て、2014年より現職。犬の僧帽弁閉鎖不全症手術の症例数は世界最多の500を超える。主な研究分野は、動物における心臓外科手術法、生体組織形成技術を用いた人工弁の開発、腎臓の機能障害の診断法と治療法の確立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ワニニ

51
この度、愛犬が僧帽弁閉鎖不全症と診断されてしまった。色々模索する中、こちらを読んでみた。確かに人間ならば、手術は選択肢として上位に挙がるが、小型犬の弁は赤ちゃんの爪ほどなんていう一文を読むと、なかなか手術に踏み切れるものではない。しかも高齢犬、持病ありなら尚更。とはいえ、肺水腫になった愛犬を想像すると、ヘルニアOPE前を思い出し、恐ろしくなる。椎間板ヘルニア発症時の後悔から、知識を増やすという点で、読めて良かった。ただし、外科の名医が書いた、手術への理解を深め、推奨する前提の本とは思う。(kindle)2016/12/27

ユカ

28
ワンコが僧帽弁閉鎖不全症という心臓病ですと診断され、治療方法の選択肢を知りたい方にとっては、よい本だと思います。獣医療は現在アメリカが最も発展しており、日本はそれに数十年遅れていると(そのうち中国に抜かれるだろうとも)いわれますが、この僧帽弁閉鎖不全症の外科手術だけはアメリカよりも成功率が高いというのは、なんとも誇らしい気持ちになります。ただし、あくまで選択肢の一つとして、冷静に読むほうがいいかなと思いました。治療費は、手術200万に対し内科(一生)150万が比較の目安。執刀できる先生は日本には数名。2015/08/06

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