内容説明
長引く咳の正体と治療法を徹底解説!もうこれで咳に苦しむ必要はない!!治療歴25年のエキスパートが解説。
目次
第1章 2週間以上続く咳は身体からのSOS
第2章 「喘息」―一般内科では正しく診断されないことが大半
第3章 「咳喘息」―名前は知られているが、きちんと理解している人は少ない
第4章 「アトピー性咳嗽」―喘息の代表的な治療薬“気管支拡張剤”がほぼ効かない
第5章 「鼻疾患」―自覚症状がないうえに呼吸器科では治療できない
第6章 「心因性咳嗽」―ストレスによって発症し、精神科や心療内科での治療が必要なケースも
第7章 咳の原因を突き止める簡単チェック方法
著者等紹介
伊藤敏雄[イトウトシオ]
いとう内科呼吸器科クリニック院長。東京都・麻布生まれ、長崎大学医学部卒業。25年にわたり常に現場に立ってきた「咳」治療のエキスパート。国立病院医療センター内科研修医・呼吸器科専修医を経て東京逓信病院呼吸器科で15年以上呼吸器疾患・一般内科最前線診療に携わる。その間2年間カナダ・マギル大学医学部で喘息の基礎を学び、1991年の帰国以来、喘息の吸入指導を積極的に行い、海外の学会でもその成果を発表している。2004年、いとう内科呼吸器科クリニックを開業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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y.yasuyo
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たかが咳だと思って放っておくことが多いが放って置くことによる弊害が多いなあと思った2017/05/24
ノブリン
0
若干持論を押し付け気味だが、私自身が外来で説明している内容に近い所もあり、共感出来る部分も多い。ただ私の場合純粋な呼吸器“内科”ではないため、咳喘息とまで言い切る自信が中々ない。ここでタブーとされている『風邪が続いている』とは流石に言わないが、『気管・気管支が傷付いた後の気道過敏状態』と説明して喘息に準じた治療をする事が多い。後鼻漏の事も考えているが、耳鼻科に依頼すると、大体“問題なし”で戻ってくる…(笑)2016/02/27