- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > 教養
- > 幻冬舎ルネッサンス新書
内容説明
中学受験はわが子の人生をより良くしてくれると、多くの親は信じています。しかし、詰め込み型の勉強を強要する中学受験は、実は子どもの能力を奪っているのです。これからの時代に必要な能力は、みずから「本当の学力」を身につける過程でしか育ちません。そのために親ができることを、1万人以上の教え子を持つ著者が熱く伝授してくれる、斬新でユニークな教育論です。
目次
第1章 中学受験があなたの子どもをダメにする?
第2章 高校受験は現代社会のイニシエーション
第3章 学校の賞味期限はとっくに切れている
第4章 子どもたちは世の中とどう向き合っているか
第5章 思い込みを捨て、みずから考える親になりましょう
終章 まとめ
著者等紹介
管野淳一[カンノジュンイチ]
1977年より塾講師、高校教師を務め、1984年「入試で燃え尽きない学力」をスローガンに進学塾を創立。当時学習塾としては異例の「目先の点数を追わない」思考力・記述力重視の教育方針を打ち出す。その後小学生には国語算数など従来の教科の枠組みを外し、ヒューマンサイエンス、ナチュラルサイエンスなどの統合型授業や中学生のディベート授業、高校生対象のリーダーシップ講座など大胆かつ時代の先端を行く改革を押しすすめる。2013年教育研究所ARCSを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yusuke Kitada
1
【図書館本】詰め込み的な中国受験勉強の弊害が論じられていた。考える力を育めるようにしたい。2025/05/01
chaorifan
0
主体性のない親の勘違いから強制する中学受験を戒めている内容。中学受験を全面的に悪とするのではなく、その弊害を警告している。共感。2017/04/10
まろん
0
親の子に対する心配は、害になるだけで益はない。 心配するとは支配すること 子供のためにならない言葉を機械的に発してしまわないようにする 我が子を信じて手放す2019/12/12