内容説明
多額の資産にかかる相続税と、医療法人の承継問題が複雑に絡み合う、開業医の相続。早急に対策を講じなければ、莫大な税金の支払いや相続トラブルに遺族が苦しむことになる。カギを握るのは、不動産・MS法人の活用と、医療法人の出資持分の評価減。節税と円満な医業承継を同時に実現する、開業医のための対策ノウハウ。
目次
第1章 あなたの顧問税理士は“多額の相続税”対策も“医療法人の承継”対策も知らない(遺族を苦しめる開業医の特殊な相続問題;ほとんどの顧問税理士が開業医の相続に対応できない ほか)
第2章 相続税圧縮のポイントは“不動産”と“MS法人”(税制改正で「小規模宅地の特例」はさらに効果的になる;なぜ地方の開業医の住所が東京にあるケースが多いのか ほか)
第3章 医療法人のスムーズな承継は“出資持分の評価減”と“資産配分”がカギ(事業承継MAPで承継の方向性を確定する;出資持分は後継ぎに集中させるのが理想 ほか)
第4章 相続税対策+承継対策で円満相続を実現した開業医たち(3億円を超える現金を不動産に換えて大幅節税;節税だけでなく、家族全員が納得するような話し合いを持つことが重要 ほか)
著者等紹介
藤城健作[フジシロケンサク]
千葉県出身。不動産デベロッパー、経営コンサルティングファームを経て、ウェルス・コンサルティング株式会社を設立し、代表取締役に就任。「不動産で困る人をゼロにする」という信念で、独自の不動産コンサルティングを行う。これから日本が迎える大増税時代の相続・事業承継問題を円滑に解決するため、「日本相続研究所」のサービスを立ち上げる。それぞれの専門家の高度なノウハウをわかりやすい相続コンサルティングにまとめ、現在では多くの開業医、医療法人の理事を顧客に持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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