内容説明
世界を見渡せば法人税率が10%以下の国や地域は数多く存在します。かたや日本の法人税率は現在35.64%で、世界でもトップクラスの高税率。このままでは日本の経営者は、自らが稼ぐために事業を営んでいるのか、国に貢ぐために会社を経営しているのか、ますますわからなくなってしまいます。本書では、世界で競争力を発揮している有名企業の驚くべきグローバル節税スキームを紹介しながら、日本と世界主要国の税制を押さえつつ、グローバル節税の具体的な方法を解説していきます。タックス・ヘイブンや低税率国をどのように使いこなせばよいのか、オーナー社長、資産家にとって必読の書。
目次
第1章 アップル、スターバックス、イケア…海外企業のグローバル節税スキームの驚くべき実態
第2章 東京電力、東京エレクトロン…あの日本企業もグローバル節税を駆使している
第3章 世界トップクラスの高税率と苛酷な日本の税制
第4章 公平かつ合理的な戦略税制で国際競争力を高める国々
第5章 日本で払うか他の国で払うか、税金は自ら国を選んで納める時代
第6章 法人によるグローバル節税の活用例
第7章 個人によるグローバル節税の活用例
第8章 所得税ゼロのパラダイスもあり!タックス・ヘイブンの真実
第9章 タックス・ヘイブンごとの特徴とさまざまな利用方法
第10章 完全移住で税金ゼロ!究極のグローバル節税
著者等紹介
古橋隆之[フルハシタカユキ]
1954年生まれ。税理士。早稲田大学法学部卒業後、南山大学法学研究科修了、太田昭和アーンストアンドヤング株式会社(現・新日本アーンストアンドヤング税理士法人)などを経て独立。古橋&アソシエイツ・税理士古橋事務所代表。外資系企業の日本進出時の会計・税務や国内投資ファンドへの税務コンサルティング及び国内中小・中堅企業の海外事業進出、資産家に対する国際税務支援で多数の実績を有す。国外のネットワークを活かした最新の世界税務事情に基づくグローバル税務には、国内外で定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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