内容説明
金融商品や不動産など、海外資産の相続は、手続きが面倒なため、家族の誰も欲しがらないお荷物になってしまうことが多い。ただでさえ複雑な日本の相続税に、国や地域によって異なる税制が絡んでくるため、その処理にも煩わされる。本書では、海外資産を優良資産としてスムーズに残すための相続対策を、国や地域ごとに紹介する。
目次
第1章 資産運用のための海外資産が相続時にお荷物と化す(海外資産の相続対策は日本ではほとんど意識されていない;海外投資ブームのなか、海外資産を持つ日本人は増えている ほか)
第2章 複雑すぎる日本の相続税と海外資産の関係(海外資産を円満に相続するためには、相続税の理解が不可欠;海外財産を把握する国外財産調書制度とは ほか)
第3章 国や地域ごとに異なる海外資産の相続対策(オーストラリア;シンガポール ほか)
第4章 スムーズな相続を実現する海外資産の生前対策(将来相続人となる人が英語または現地語に不自由がないか;将来相続人となる人が英語または現地語が苦手な場合 ほか)
著者等紹介
永峰潤[ナガミネジュン]
公認会計士・税理士。東京大学文学部西洋史学科卒業。米国ペンシルヴァニア大学ウォートンスクール卒業(MBA)。等松青木監査法人(現監査法人トーマツ)、バンカーズ・トラスト銀行(現ドイツ銀行)を経て、現在、永峰・三島会計事務所パートナー
三島浩光[ミシマヒロミツ]
税理士。中央大学大学院商学研究科修了。BDO三優監査法人税務部門を経て、現在、永峰・三島会計事務所パートナー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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