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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
湯豆腐
2
自己啓発の歴史や社会的・思想的背景を探る特集。エマソンやスマイルズの思想から明治日本の修養主義、現在の自己啓発への流れの中でトレンドの変化はあるものの、どこまでが自己啓発でどこからがそうでないのかの判別は人によって変わりそうである。直近の傾向としては、真鍋厚が述べるように自己啓発の目標が「成功」から「成長」へと移り変わってきているように感じる。社会的な承認を得るための積極的な自己啓発=ホリエモン・スタイルではなく、生活を防衛するための消極的な自己啓発=ひろゆきスタイルはいまやあらゆるところで見受けられる。2025/02/11
Wassssup_mymen
2
自己啓発を解き明かす一冊。めちゃくちゃ面白い視点だなと思って読み進めたら止まらなかった。完成した堕落主機を目指す様な現代の自己啓発を見直し、「高める」「成長する」をしっかりと個人で再定義することが大切なのだと実感。他にも自己啓発の歴史とか載ってて最高。コスパが良すぎる一冊。2023/04/13
blau
1
自己啓発というテーマを、迎合しすぎずに一歩引いてなぜ現在需要されてるのかという姿勢で、扱ってるのが好きだった。バイブル2023/06/01
小便小僧
0
初見の雑誌。装丁から項目、内容、そしてその表現(イラスト、漫画、辞書項目、注)まで充実しており、多くの人に開こうという努力を尽くした雑誌に思う。イギリスの保守系週刊誌と同じ雑誌名を冠しているのにはなにか理由があるのか?内容についても疑問に思うところは多々あるが、ともあれ面白く読んだ。一口に「自己啓発」といっても様々で、十把一絡げに馬鹿にできない。しかし、そのルーツが忘れ去られ、個人に内向している(他者との接触や環境の変革へと向かわない)点はやはり看過できないだろう。時代の流れとだけで済ませてはいけない。2024/02/16
ちくわん
0
自己啓発の歴史がわかり、おもしろい。2023/06/19