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人と社会を幸せにする仕事―新薬開発で「空白の治療領域」に挑むバイオベンチャーの経営

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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344952232
  • NDC分類 499.09
  • Cコード C0034

内容説明

大手製薬会社が避けて通る領域にこそビジネスチャンスがあった。「志」と「利益追求」を実現する生き方。

目次

第1章 2万分の1の成効率に賭けた起業(新薬開発が成功する確率はわずか2万分の1;転換期を迎えた医薬品業界 ほか)
第2章 「苦しんでいる人を救いたい」という強い思いが原点(起業家のDNAとこれまでの経験を原動力に;後れをとった日本のバイオ産業 ほか)
第3章 「志」を貫けばハイリスクを打破し、ハイリターンを獲得できる(「死の谷」を渡りながらの経営はまだ続く;スペシャリティーファーマの強みを活かしてメガファーマに対抗する ほか)
第4章 独自の事業モデルで「空白の治療領域」に挑む(リスクを低減するために求められる事業モデルとは;環境変化に機敏に対応するプロ集団を構築 ほか)
第5章 人と社会を幸せにする「未来企業」を目指して(新しい時代に向けた企業経営を模索;一体化する社会問題と企業の事業戦略 ほか)

著者等紹介

吉田文紀[ヨシダフミノリ]
1949年1月19日生まれ。1971年に学習院大学理学部化学科を卒業後、マサチューセッツ工科大学(MIT)大学院修士課程を修了。その後、ハーバード大学大学院で医療政策論、経営管理学を研究し、1975年に同大学大学院修士課程を修了。三菱商事での勤務を経て、1977年にエイ・エッチ・エス・ジャパンに入社。1980年に日本バイオ・ラッドラボラトリーズを創業し、代表取締役社長に就任。1991年日本シンテックスに入社、代表取締役社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kawai Hideki

33
献本いただきました。10万人あたり2〜3人という希少難病の治療薬を、世界中の製薬ベンチャーや研究機関の持つ技術の中から発掘し、素早く承認→製品化させるバイオベンチャーのお話。採算性で大手製薬会社が避けるために、有効な手立てがなく日々苦しんでいる難病の患者さんに対する熱い想いが溢れている。オープンイノベーション、ブルーオーシャン戦略、CSRからCSVへの転換、ソーシャルビジネスなど、今時の社会変化のキーワードが見事に具現化されている。バイオに限らずベンチャーの志と実践のあるべき姿として大変勉強になった。2014/03/05

あのあの

5
★★★★☆:製薬会社の社会的意義について深く考えさせられる。志という言葉には魅力を感じる。最近の風潮は利益偏重では?2014/11/03

がんぞ

0
精神主義標語=根性論で壮大な社是を語るのはブラック企業と見ていいのだが、具体的プロジェクトテーマとアクションプランを提示する人物は尊敬されるべき/「10万人に2~3名」の奇病なら全世界に10万人以上の罹病者がいることになる。コスト面で臓器移植より良いのではないか?希少=絶滅危惧種が(生物多様性のため)保護されねばならないように(医師にとって「未知だった病気を発見し(自分の)名をつける」のは末代までの名誉だが「治療法の未だない疾病」は過半数を超える)、希少疾病研究もメジャーな国民病治療につながる可能性はある2014/05/16

くらーく

0
こういうビジネスもあるんだなあ、と。2016/08/27

Megumi221

0
2014/05/11

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