目次
エーゲ海文明とギリシア美術の誕生―古代地中海文明の形成
ギリシア美術の黄金期―クラシック時代
ヘレニズム美術と古代イタリア美術―ギリシア文化の終焉とエトルリア美術
古代ローマ美術―古代の成熟と終焉
初期キリスト教美術―葬礼美術から地上の聖堂装飾へ
前期ビザンティン美術―皇帝ユスティニアヌス一世の黄金時代
中期・後期ビザンティン美術―円熟から帝国滅亡へ
初期中世美術―西欧社会のあけぼの
初期ロマネスク美術―紀元1000年前期からロマネスク美術の誕生へ
ロマネスク美術の展開―西ヨーロッパ全体に開花した美術の諸相〔ほか〕
著者等紹介
水野千依[ミズノチヨリ]
1967年生まれ。京都大学大学院博士後期課程単位取得退学、日本学術振興会特別研究員を経て、京都造形芸術大学教授。博士(京都大学人間・環境学)。主著に『イメージの地層―ルネサンスの図像文化における奇跡・分身・予言』(名古屋大学出版会2011サントリー学芸賞ほか受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ユーディット
2
京都造形大学の学生対象ですが一般にも向けてまとめられた芸術史全16巻の内、西洋を扱ったもの。図版がカラーで多く、文章量は少ないが、重要な単語をできるだけ納めているという印象を受けた。シリーズは地理的には世界、時間は古代から現代、内容はファインアートから大芸術までと幅広い。続きはhttp://tutto-italia.seesaa.net/2015/03/24
萩月すめら
0
入門書として読んだが、図版と写真が豊富ですんなりと読み進められた。私は解説動画付きで読み進めたが一般で読む方は自分で更に調べる事が重要かも知れない。(動画で満足するのも如何とは思ふが。)各時代を広く浅く素早く知るにとても良い本である。2017/05/28