目次
造形意識の芽生え―縄文・弥生・古墳時代
仏教美術の幕開け―飛鳥時代
写実の萌芽―白鳳時代
写実の完成―奈良時代前期
写実の成熟―奈良時代後期から平安時代初期
曼茶羅の世界―密教の美術
和様化の過程―平安時代の仏像
院政期の仏画―善美を尽くす
鎌倉の写実―慶派の仏像
仏像の展開―中世から近世へ〔ほか〕
著者等紹介
栗本徳子[クリモトノリコ]
1956年生まれ。同志社大学文学研究科博士後期課程満期退学。京都造形芸術大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひと
12
日本の芸術史の教科書。縄文土器から江戸期の仏像までと、寺社の建築、庭園をカバー。仏像の変遷への理解が進み、定朝の平等院鳳凰堂《阿弥陀如来坐像》で完成した和様化に興味を持ちました。日本の文化面での柔軟性を感じます。関東圏にも魅力的な仏像があるようなので、生で見て歩きたいと思います。元慶の《五百羅漢像》が気になります。庭園文化も日本独特な感じがしていいですね。特に、京都の町やの中庭と奥庭に惹かれました。老後の趣味に盆栽もいいなと思っていましたが、引っ越して小さな庭づくりをするのも楽しそうだなと妄想しています。2025/04/24
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