内容説明
やればできる!なんでもできる!!主人公のケンが中卒で働きに出て高校受験、大学受験を経て大人になっていく姿と、社会の荒波にもまれる様子がリアルに描かれた自叙伝的エッセイ。古き良き昭和の空気感が伝わる一冊。
目次
世直し大明神
ケン、やみ米を買いに
ケンは熊?それとも猿?
杉っ葉拾い
学校の勉強は難しい
すれ違う思い
遊びに忙しい
悪漢探偵と杉鉄砲
鉄屑拾い。「鉄・鉄管・鉄瓶・鉄橋!」
暇つぶしの「灰学習」―難しい漢字は灰学習で
割れ蓋直しが円の発見に
タマ(猫)の飼育から生まれた「やればできる」
「やればできる」。ケン弁論大会で熱弁を奮う?
ラジオには小人が住んでいるの?
学生運動の巣窟?に住む―今はなき幻の東京学生会館
ケン、意味もなく叱られる―大学の研究助手に
学生運動と決別〔ほか〕
著者等紹介
石田哲彌[イシダテツヤ]
昭和17(1942)年生まれ。東京理科大学卒業。上智大学理工学部勤務を経て、新潟県立高校教師。寺院を再建。長福寺、瑞雲寺を経て現在、昌興寺住職。和算、石仏、上杉謙信、本庄実乃、妙徳院などの研究や禅文化と茶道の関係を追跡し、日本の精神文化を探求。「山ノ神」、「村上茶の起源」を発見。新潟県史編纂委員。栃尾市文化財委員長。越後米百俵塾実行委員長などを歴任。現在、日本石仏協会理事。新潟県文化財保護連盟理事。新潟県民俗学会理事。新潟県石仏の会顧問。栃尾観光協会顧問。栃尾謙信公奉賛会副会長など。「曹洞宗特別奨励賞(駒澤大学)」、「坊ちゃん賞(東京理科大学)」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
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