内容説明
プログラマーから一転、父の会社を継ぎ畑違いのメーカー社長へ。現場未経験社長はフルリモートでどのように自走組織を構築したのか―。全員共有の判断基準を作成。「自責思考」を全社員に浸透。管理職のいらない組織づくり。自走する組織をつくるために社長は出社しない。技術も現場も分からない。そんな経営者だからこそ実現できた「会社の自動運転」とは。
目次
第1章 リモートワークを中心に働き方の多様化が進む現代 組織の自走化を目指すメーカー経営者が選んだ「在宅社長業」の道(社長が出社しない会社;組織を改革したいとの想いからフルリモートへ ほか)
第2章 現場が社長と同じ方向を向いていれば、会社はぶれない 理念と行動指針を浸透させ現場のことは現場に任せる(経営理念をつくることにした理由;経営理念とは何か ほか)
第3章 社長がいなければ、現場は自分で会社を背負う 裁量をもたせ「自責思考」を徹底(メーカー経営者として技術者への敬意は基本;判断基準を共有しているから任せられる ほか)
第4章 現場全員が社長のように考えて動けるなら、管理職はいらない 自走する組織づくりを徹底的に追求(アウトソーシングできるものと、できないもので分ける;専門の部署をつくる ほか)
第5章 社会の変化に伴って経営も形を変えていく 時代に合わせてバージョンアップを重ねる「会社の自動運転」(コロナ禍で古参がリモートを希望したのは追い風になった;手形のハンコだけは自分で押すしかない ほか)
著者等紹介
平井康介[ヒライコウスケ]
1982年兵庫県生まれ。2005年神戸大学を卒業し同大大学院自然科学研究科に入学。2007年に修士課程修了後、双日システムズ株式会社へ入社。プログラマーとして活躍した。2010年祖父が作った株式会社水登社へ入社し、すぐに管理部長になる。2015年に株式会社セックの社長に就任。経営方針の根幹は「社長が不必要な会社を作る」ということ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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