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内容説明
その水は桜島が育む世界でも希少な超軟水―奇跡の温泉水の魅力をより多くの人々に届けたい。「垂水の水」に惚れ込んだ男の苦難と挑戦の記録。
目次
第1章 無色透明の中には目に見えない価値が詰まっている 桜島が育んだ奇跡の温泉水との出会い(水が当り前に売られる時代;人間にとっての水という存在 ほか)
第2章 水はわざわざ買うものではなかった時代 目に見えない価値をいかにして消費者に届けるか(水の都 垂水;温泉水と天然水の違い ほか)
第3章 経営が軌道に乗ったと思った直後に起きた、まさかの「商品回収」 再販を求める声に経営の再建を誓う(大規模な商品回収と経営危機;すべての問屋が取り扱い中止 ほか)
第4章 数々の試練を乗り越え、知れ渡る温泉水の魅力―大手コンビニチェーン店にも認められ販売開始(温泉水99開発の背景と狙い;愛されている理由が温泉水99の商品コンセプト ほか)
第5章 たかが水、されど水一つで人生は変わる―より多くの人々に奇跡の温泉水を届けていく(数倍の規模で投資効率の良い工場を建てられるまでに成長;企業はゴーイングコンサーンでなければならない ほか)
著者等紹介
草間茂行[クサマシゲユキ]
1939年長野県生まれ。同志社大学哲学科を卒業後、大手スーパーに就職し地方スーパーとの提携および店舗開発の責任者としていくつもの大型店の開発を手掛ける。退職後、1984年にエスオーシー有限会社(現 エスオーシー株式会社)設立、さまざまな分野で起業するも事業拡大には至らなかったが、その後鹿児島県垂水市の温泉水に出会い水ビジネスに関心をもつ。pH9.9という高いアルカリ性と硬度1.7以下の軟らかさをもつ、世界でもまれな天然アルカリ温泉水として、1999年にこの水のpH値を商品名にした「温泉水99」を商品化、販売を開始。垂水市に会社ともども拠点を移す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。