内容説明
相手の反応を観察し、思考を読む。周囲に振り回されず、全体の流れをとらえる。未来を見据えて、やるべきことの優先順位を決める。営業として腕を磨き、入り婿後継者となって経営の道へ。数々の挑戦を重ね、会社を成長させ続けてきた。今もなお諦めない80歳の、前進を続けるための「見極め力」とは。
目次
第1章 一歩踏み出すもすぐに諦めてしまう…早々と見切りをつけ、現状にとどまろうとする若者たち
第2章 目先の結果にとらわれず「次の一手」に意識を向ける 挑戦を成功に導く「見極め力」
第3章 人間関係、交渉、進言―時に引きながらも反応を観察し、相手の思考を見極める
第4章 業務改善提案、組織改革、業界全体の課題解決―周囲の反応にふりまわされず、全体の流れを見極める
第5章 業界の行く末、自分の将来、次代を担う若者たち―「やるべきこと」と、「今、必ずやるべきこと」を見極める
第6章 挑戦に年齢は関係ない 人生とは、常に一歩先を見極め踏み出し続けること
著者等紹介
大野正和[オオノマサカズ]
1944年岐阜県生まれ。1960年小島中学校卒業。1963年大垣北高等学校を卒業後、明治大学政治経済学部に進学。役者を目指すが親に大反対されたことで諦めて勉学に励むようになる。大学4年生のとき明大紛争が起き学園が封鎖され、授業が受けられない時期もあった。1967年大学卒業後、岡三証券株式会社に入社。4年勤めお金について学び、次は成長が見込まれる業界に行きたいと思っていたところヘッドハンティングされスタンレー電気株式会社に転職。当時大卒の転職者が少なかったため教えてくれる人がおらず、退勤後に独学で覚えた。株式会社三光堂へ入社するよう要請があり、事業承継することを決意。1999年頃、社長になる準備期間があり、これまで明文化されていなかったルールなどを決め、まず経営理念とロゴマークを新たにつくった。その後、標語を毎年作成している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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