内容説明
非嫡出子として生まれ、戸籍のない幼少期を過ごした著者はいかにして幸せをつかんだのか。どんな境遇でも人生は開かれる。
目次
第1章 非嫡出子として生まれ、戸籍なし―「あんたなんか産むんじゃなかった」という母、「捨ててしまうぞ」が口ぐせの父
第2章 毒親に認められたい―学業に励むも、直前で受験中止を言い渡され絶望
第3章 毒親からの自立―社会に出て自由になり、絶望から解放された日々を送る
第4章 それでもつきまとう毒親との縁―誰も引き受けたくない倒産寸前の父の会社を継ぐ
第5章 三代目社長として―新技術を開発し、引き継いだ会社を急激に拡大
第6章 人生で大切なことはすべて毒親から学んだ―毒親に感謝し、毒親と生きていく
著者等紹介
橘楓[タチバナカエデ]
1967年大阪府生まれ。幼少期の凄絶な体験から大学では社会学部社会福祉学科で学び、教員と保育士資格を取得。卒業後は、高校の教員採用試験に失敗したため、一部上場の宝飾会社に入社。消極的だった販売の仕事に配属されるも、営業の才能に目覚める。その後、服飾業界への興味から、貸衣裳会社に転職、さらに業界最大手のユニフォーム会社へ転職し、ユニフォームアドバイザーとして活躍する。1995年、阪神・淡路大震災を機に退職し、廃業寸前だった父の防水工事会社を引き継ぐ。2006年に現在の建材メーカー業態に移行、持続可能な未来の社会インフラを守る材料を開発し提供している。現在、代表取締役社長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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