社会をあるべき姿へ変えていくソーシャルデザイナーの仕事術

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  • サイズ 46判/ページ数 188p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344945968
  • NDC分類 361.98
  • Cコード C0036

内容説明

止まらない人口減少や地場産業の衰退―社会全体を俯瞰して問題の本質を探り、人や組織を巻き込み解決へ導く。社会にポジティブな変化をもたらすソーシャルデザイナーの仕事とは。俯瞰、分析、発想、構想、設計。社会課題を5つの力で解決に導くソーシャルデザイナーの仕事を事例とともに解説!

目次

第1章 多様な問題が複雑に絡み合う現代―ひとつの解決策だけでは社会はすぐに変えられない(複雑に絡み合う日本の社会問題;世界の変化のスピードについていけない日本;高度経済成長期の成功体験から抜け出せない;縦割り型の社会構造による弊害;成熟社会に差し掛かる日本に求められるもの)
第2章 社会が抱える問題の本質を探り、人・組織を巻き込んで解決へ導くソーシャルデザインの思考と手法(日本再生を実現可能とする具体的な方策とは;ソーシャルデザインとはどのような考え方か;最新テクノロジーで解決策を創造する;100年後のあるべき街の姿を考える;欧米諸国が大胆な施策を行うことができる理由;社会を改めてデザインする必要性;行政から動きだしたソーシャルデザインビジネス)
第3章 人や組織を束ねて意見を吸い上げ解決までの道順を描くソーシャルデサイナーの仕事(ビジネスのハブとなるソーシャルデザインの核;ソーシャルデサイナーの視点について;ソーシャルデザイナーに求められる能力と実務;ビジネス案件での具体的業務と実務)
第4章 問題を解決するだけでなく新たな価値を生み出すソーシャルデザインの5つの事例(熊本県 災害多発県における人口減の悪循環を生産性向上により九州のハブへ;島根県 古代から続く島根県の歴史を将来的な魅力へつなげる;広島県 防災・減災を目指すパーソナライズされた危機管理へ;大阪府堺市 将来のイノベーティブセンターヘデジタル化;京都府舞鶴市 まち・ひと・しごとの創生 SDGsを通じて将来の都市構造へ)
第5章 働き方や価値観の多様化、テクノロジーの進歩…急速に変化する時代にソーシャルデザインが果たす役割(なぜソーシャルデザイン思考が社会変化の進展とともに求められるのか;現役世代がソーシャルデザインの考え方をもつ意味と可能性;求められる「俯瞰カ」の深化によるソーシャルデザイン一般化の方向;ソーシャルデザイナーが関わる役割はどのように拡大するか)

著者等紹介

地子徳幸[ジシノリユキ]
1968年2月23日生まれ。1990年に富山大学経済学部を卒業後、株式会社インテック入社。営業、企画室、社長秘書、富山経済同友会事務局を務める。2002年に同社出資会社である株式会社ネプリ代表取締役社長に就任。2004年、イーソリューションズ株式会社に入社し、2007年、副社長に就任。2020年、AKIA株式会社(Ashita‐mo Kitto Iikoto Aru)を設立。これまでは上流でプロジェクトのプランニングを行うことが主だったが、自身で直接提案・営業を行い、プロジェクトが形になるまで見届けたいとの思いからAKIAを立ち上げた。2022年からは一般社団法人カーボンニュートラル総合研究所代表理事も務める

〓畠宏一[タカハタケコウイチ]
1955年5月9日生まれ。福岡県大牟田市出身。1978年に九州大学工学部を卒業後、日本電信電話公社(現日本電信電話株式会社)に入社。2012年に代表取締役副社長に就任する。2014年、株式会社ミライト・ホールディングス(現 株式会社ミライト・ワン)代表取締役副社長を経て、2016年に代表取締役社長に就任する。現在は同社の相談役を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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