内容説明
「自然数」から「論理記号」「集合」などの基本を学び、第一部では「初等数論」で有名な「フェルマーの小定理」や「オイラー函数」をはじめとした、様々な方程式を解説。第二部「初等抽象代数論」としての「群論」の基礎解説へとつなげる。数学を学ぶ大学生や、ITや化学・物理を扱う社会人必携の「数論」入門書。
目次
数学的準備
第1部 初等教論(整数の基本性質;一次の不定方程式;エウクレイデスの互除法;素数;完全数;合同式;フェルマーの小定理;オイラー函数とオイラーの公式;平方剰余と平方非剰余;平方剰余の相互法則;平方和の定理;原始根)
第2部 初等抽象代数論(群論の基礎;部分群;対称群;剰余類;対称群の剰余類;正規部分群;剰余群;準同型と同型)