内容説明
世界20カ国で平和活動を展開する国際的NGOの創設者が“ふたつの祖国”統一を実現させるための構想を語る。ウォール・ストリートジャーナル・ベストセラー2020、ワシントン・ポストベストセラー2020、韓国出版文化芸術大賞ブック・オブ・ザ・イヤー2014。悲しみと苦悩に満ちた分断の歴史を改めて検証し、朝鮮半島統一への課題と機会を探る。朝鮮の精神的遺産に目覚め、統一への第一歩を踏み出すために。
目次
第1章 ビジョンの力―朝鮮半島の統一が偉大な夢によって鼓舞されなければならない理由
第2章 分断された祖国の子どもたち―悲しみと苦悩に満ちた分断の歴史
第3章 今がチャンスだ―朝鮮半島統一への機会と課題
第4章 古きをたずねて新しきを知る―朝鮮の精神的遺産に目覚める
第5章 民衆の力―国家を動かした事例と朝鮮半島統一への道
第6章 政府だけではない―コリアン・ドリーム実現への市民社会の役割
第7章 世界平和のビジョン―コリアン・ドリームから“One Family Under God”へ
第8章 夢の実現―大義を果たす先導者となって
著者等紹介
ヒョンジン・プレストン・ムン[ヒョンジンプレストンムン]
1969年、韓国ソウル生まれ。1973年に渡米。コロンビア大学を卒業後、ハーバード大学でMBAを取得、また統一神学大学院で宗教教育学の修士課程を修了。ブラジルのウニアニャングエラ大学、韓国の鮮文大学から名誉博士号を受ける。国際的通信社や食品流通会社などビジネス分野で活躍する一方で、2001年にNPO法人サービス・フォー・ピースを創設。普遍的原則・価値に基づく平和構築のビジョンと方案を提唱し、その実践として2009年にグローバル・ピース・ファウンデーションを創設。世界20カ国で地域開発や途上国の能力向上推進などに寄与し、その功績は国際連合(United Nations)からも高く評価されている。彼の説く“One Family Under God(人類はひとつの家族である、の意)”というビジョンは、世界の各界リーダーおよびパートナー団体の間で広く共有され、平和活動の原動力となっている。熱心なスポーツマンでもあり、1988年のソウル五輪、1992年バルセロナ五輪では、馬術競技の韓国代表選手として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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