内容説明
戦後間もない時代、本土との格差が埋まらない奄美で生まれ育った著者の目に映る奄美群島の姿とは。民俗学的観点で多角的なテーマに切り込んだ奄美研究の書。新聞での連載記事29回分を収録。
目次
第1章(亀ヶ丘の歌碑とアンテナ;旧奄美分館での島尾先生 ほか)
第2章(いもこじ学習;上坪先生と「いもこじ学習」 ほか)
第3章(阿多神話と黒潮海流の謎;「長崎の鐘」の流れていたころ ほか)
第4章(昭和30年ごろの南薩鉄道;平和ボケと戦争ボケ ほか)
第5章(「越中薩摩組とクブ料理」;薩藩の大島守衛隊長 ほか)
著者等紹介
福島義光[フクシマヨシミツ]
別府大学卒。筑波大学で「日本民俗学」を修める(昭和59年度鹿児島県育英財団による国内留学)。日本民俗学会会員。西郷南洲顕彰会会員。島尾敏雄顕彰会理事。奄美大島商工会議所金融部会員。奄美梁山泊主幹。元:日本民族学会会員。元:奄美郷土研究会世話人。元:島歌を超える会事務局長。元:奄美剣道連盟事務局長。元:龍史会事務局長。元:奄美地名研究懇話会事務局長。元:奄美フィルムコミッション事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。